法務省が提供する申請用総合ソフトを複数で利用する!

法務省の「登記ねっと 供託ねっと」というサイトからダウンロードできる申請用総合ソフトというフリーソフト。申請者情報を登録し、ソフトをWindowsパソコンへとインストールすれば、誰でも登記申請が可能(電子証明書が必要)です。

喜屋武事務所では、各ソフト会社が提供する登記専用の業務ソフトではなく、上記の申請用総合ソフトを所内すべてのパソコンへインストールし、職員全員が申請書を作成できるようにしています。

複数人で申請用総合ソフトを利用する方法については上記サイトの「共同利用について」というページに記載されていますが、ちょっと分かりにくいので、喜屋武事務所の活用方法を以下で紹介してみたいと思います。

なお、当事務所では、以下で紹介する方法の関してのトラブルは一切の責任を負いません。自己責任でお願いします。

 

まず、はじめにオンライン申請の際にメインで利用しているパソコンのマイドキュメントを開き「ShinseiyoSogoSoft」というフォルダを探してください。

このフォルダを右クリックしプロパティを表示します。

共有のタブをクリックし「ネットワーク上でこのフォルダを共有する」にチェック。適用(A)ボタンを押し、OKボタンを押してください。

 

 

 

 

 

 

すると、次のようなアラートが表示されますが、気にせずにOKボタンをクリック。

先ほどプロパティを開いた「SinseiyoSogoSoft」というフォルダに共有を示す右手の表示があれば、準備オッケーです。

次に、共同で利用するもう一台のパソコンで事前にインストールした申請用総合ソフトを起動してください。申請用総合ソフトの上部にあるツール(T)メニューから、オプション(O)をクリック。

ファイルパス設定のタブをクリックし「アクセス先のデータフォルダへのファイルパス設定」欄にある「参照」をクリック。

マイネットワークから共有先のパソコンにある「…/My Document/ShinseiyoSogoSoft」を探し出して指定すればオッケー!…のはずです。が、OSのバージョンや利用環境によってマイド キュメントが共有できないかもしれません。そんな場合は「ShinseiyoSogoSoft」を「Documents and Setting」内の「All Users」へ移動したらいいの…かな?

追加:ShinseiyoSogoSoftをAll Usersへ移動するのではなく、パーティションで切り分けたハードディスクを専用のマイ ドキュメント、Dドライブとして割り充てるか、またはAdministratorのマイドキュメント共有設定のアクセス許可にEvreyoneを追加すればできるの…かな??

私はMacintoshユーザなので、セキュリティやその他の詳しいことは各々で調べてみてください(汗)

 

ちなみに、共同利用の際は同時利用は不可です。必ず、片方の申請用総合ソフトを終了してください。万が一、同時に起動してしまった場合には参照元の「ShinseiyoSogoSoft」フォルダ内にある「ShinseiyoSogoSoft.lock」という二重起動防止ファイルを削除しなくてはなりません。一方の申請用総合ソフトを終了すると、この二重起動防止ファイルは自動的に消えます。