申請用総合ソフトで署名付与ができない場合。

司法書士が申請用総合ソフトで申請するためには電子署名が必要です。電子署名とは簡単に言えばインターネットで登記する際に司法書士であることを証明してくれる印鑑といえばわかりやすいでしょうか。日本司法書士連合会(司法書士認証局)が提供し、ICカードを使って署名します。

しかしながら、この電子署名ができないとき。パスワードは間違っていないはずなのに変だなーと思って何度も入力してしまうとロックがかかってしまいます。ので、要注意!

まずは落ち着いてICカードSecurityKitとMicrosoft Office Word(ワープロソフト)を起動し、ワードの画面へ司法書士認証サービスのパスワードを入力してみましょう(笑)

すると、英数の大文字になっていませんか?そんな場合は、シフトキー(Shift)を押しながら、キャプスロックキー(Caps Lock)を押すと解除されます。

解除されたら再度ワードの画面でパスワードを入力し、マウスでパスワードを選択→右クリック→コピー(C)し、ICカードSecurityKitの空欄へ貼り付け(P)して特に問題がないことを確認してください。

ICカードSecurityKit

ICカードSecurityKitを再インストールしてみるという方法もあるようですが、万が一、パスワードにロックがかかってしまったら…残念ではありますが、急いで紙申請へと切り替えましょう。

喜屋武事務所でも一度ロックがかかってしまったため、日本司法書士連合会の登録課へ問い合わせました。だいぶ前のことなので、記憶も定かではありませんが、失効申請書で再発行の手続きをした記憶があります。その間、一週間くらいオンライン申請は利用できなくなります。

 

パスワードを見えるようにするツールもあるようですが、できればパスワードの表示と非表示を切り替えるボタンがあればね…。