壺と壷。

沖縄には壺という文字がつく地名があります。壺屋と壺川。私の場合、筆記するときは面倒なので「壷」で書いて、パソコンから入力するときは「壺」を使っていました。

普段から何気なく使っているので気にしたことすらなかったのですが、壷を指定するお客様がいたので慌てて調べてみることに。

那覇市の住民票では「壺」が使用されています。壺屋焼物博物館も「壺」を使っていますし、沖縄県地名大辞典にも壺屋、壺川ともに「壺」で記載。登記情報検索サービスや登記情報提供サービスで確認しても「壺」です。

勘違いで終わらせてもよかったのですが、那覇市のサイトに

「壺屋」、「壺川」等の地名で使用されている「壷」、「壺」は、「壺」へ表記を統一しました。

の記載が。うーん。どういうことだろう?書面を文字入力にしたから念のためにってことなのかな?よくわからん。

壷と壺そして意外だったのは、戸籍統一文字情報には省略化された「壺」が正字ではなく複雑な「壷」が正字とあったこと。謎は深まるばかり。以前と同様に気にせず「壺」を使用すれば問題ないと思いますが、経緯があれば知りたいですね。

ちなみに。壷川自動車学校のウェブサイトでは両方とも使っているようですけど、登記事項証明書はどっちなんだろう。こちらも気になりますね(笑)