徹底的にハーガス!

ハーガス剥離液

昔、私も切手収集という地味な趣味を持っていたので使用済み切手を集めては、ぬるま湯に浸し収集ブックに並べていました(笑)そんな引っ込み思案だった私へ教えてあげたい便利な文房具!その名も「ハーガス

そのまんまのネーミングと感じるかもしれませんが、収入印紙や登記印紙を多く取扱う司法書士事務所では、ぬるま湯に浸して剥がれるのを待つ時間はないので、欠かせない文具(剥離液)の一つです。

登録免許税や登記事項証明書請求の支払いをインターネット上からできるようになってからというもの、その出番もめっきりと減ってしまいましたが、手元にあると何かと便利ですよ(笑)

 

 

金券ショップで収入印紙を購入する方は要注意!

※他府県、他ショップでは状況が少々異なっているかもしれません。

少しでも登記費用を抑えるために、あるいは節税対策に収入印紙を最寄りの金券ショップで購入する方もいるかと思います。郵便局の窓口では額面通りでしか購入できないため、微々たる額であっても額面が大きくなればかなりのお得感はあるでしょう。

だがしかし、必ずしもメリットだけとは限りません。ここでは収入印紙を金券ショップで購入するさいのデメリットを紹介してみたいと思います。

まず、その1!

  • 大きい額面の収入印紙の取扱いが少ない。

これは市場に出回る量が圧倒的に少ないというのが大きな理由だと思います。郵便局で買い間違いでもしない限り金券ショップには持ち込まない…と思います。多分。ちなみに、手数料は必要ですが、印紙や切手の交換(返金は不可)は窓口でできます。

次に、

  • 保険や補償が利かない。

金券ショップで収入印紙を購入する際のデメリットで一番大きいのがこれです。申請書に貼った収入印紙が万が一に偽造だったとき。その補償や交換が一切利かないんです。当然、登録免許税を新たに納付しなければなりません。数万円であれば勉強だと思って諦めもつきますが、数百万円と桁が違うと…。

 

これは私が沖縄県内の某金券ショップで実際に確認した話です。ショップの店員さんには営業妨害扱いされてしました(笑)が、だからショップも大きい額面は取扱いたくないのかなーとも思いますね。

コピー機を含めた印刷技術の向上は凄まじいものがあります。もし、どうしても金券ショップで購入したいのであれば、偽造のことも懸念して一言確認してみた方が良さそうです。

 

 

司法書士あるある?

収入印紙

収入印紙と聞いてパッと思いつくのは領収証でよく見かける200円の収入印紙がありますね。司法書士も登録免許税を納付する際には収入印紙を購入して納めます。一番大きい額面は10万円ですが、固定資産の評価額によっては10万円以上の額を納めます。

印紙を購入し、いざ申請書に貼ろうと思ったとき、周囲に切手を濡らすスポンジがあればいいのですが、そういう事務用品が手元になかったとき…マナーが悪いことを知りつつ、ペロリと舐めざると得ません。舐めるところを左手で隠してみたり。

ところが、1シート20枚の収入印紙だと左手で覆い隠すわけにもいかず。恥も外聞もさらけ出し、ペロペロと舐めていた人がいたとかいなかったとか(笑)

 

併せて興味深いページがあったので紹介してみます。

 

琉球政府時代の収入印紙。

普段なじみのない印紙の一つに登記印紙があるでしょう。その登記印紙が平成23年度、4月より廃止(従来通り使用は可能)されています。

登記簿謄本や登記事項証明書を請求する場合には「登記印紙」を。契約書や登記をするさいに申請書に貼るのは「収入印紙」を。これで勘違いしにくくなりますね♪登記印紙を発行する費用も必要ないでしょうし(笑)

そんなことはさておき…事務所の掃除をしていたら、珍しい収入印紙を発見しました。沖縄県が琉球政府だった時代の未使用収入印紙です。額面は5セント。国際通りのコレクターズショップとして有名な三宝堂で聞いてみると、額面が低いのでたいした額ではないと話してましたが、二度と戻ることができない時間を得たような気がします。

琉球政府収入印紙

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