オンライン申請用のデータは半角英数を使用するクセを。

【重要】申請用総合ソフト(2.0A)における外字イメージファイルのプレビューに失敗する事象について
ビットマップ形式の外字イメージファイルを挿入した場合,ファイル名に全角の文字を使用していると,挿入したファイルのプレビューに失敗する事象が発生しています。

 

たしか私の記憶では…初期の法務省オンライン申請システムで電子公証手続のための電子定款PDFを公証人役場へ送信する際、ファイル名や指定するフォルダ名に全角文字を使用しているとエラーになった覚えがあります。

のちに改善されて全角文字(日本語も含む)を使っても指定、送信できるようにアップデートされました(?)が、それからというもの相手の環境が把握できない第三者へファイルを送信する場合は、ファイル名には日本語ではなく、できるだけ把握確認しやすい日付や任意の文字を半角英数字で記述するように心がけています。

パソコンは英数字で動作しているので、別に謝らなくてもいいと思うけど(笑)原因を知っていたら対応は可能なので、ファイル名を日本語から半角英数字にリネームして再度アップロードすればいいだけの話。

 

 

 

無料登記相談を有効に活用する。

登記申請に関する登記相談コーナー

普段、法務局へ足を運ぶ機会が多い方はご存知かもしれませんが、那覇地方法務局にも登記に関する無料相談コーナーがあります。利用したことがないので詳細は不明ですが、時間はおおよそ20分から30分程度だったはずです。

 

登記に限らず、債務整理や相続、税金に関することなどなど。稀に市役所や専門家の方々が主催して無料相談会を実施していることがよくあります。その大部分は相談時間を30分に設定しているところが多いでしょう。

よく勘違いする人が多いのですが、無料相談ということは…仮に専門家の時給が1,000円とすると、30分500円で購入するはずだった相談料が無料ということですね。知識や情報が無料という意味合いではありません。あくまで相談だけのお話。

その20分〜30分という相談時間が長いか短いかは置いといて。相談者としては、その無料時間を有効に活用しない手はありません。そのために必要なこと。それは、あなたがやりたいこと(知りたいこと)をハッキリさせることなんです。

これは俗にいう5W2H(Why、What、Whrere、How、When、Who、How much)というもの。債務整理や相続登記、会社設立、少額訴訟などなど。メモ帳に質問したい内容やポイントをチェックリスト式に予め書いておき、登記事項証明書を準備しておけば相談相手も現状を把握しやすくなるためスムーズに話が進むと思います。

かなり大雑把に書き出すと…

  • 何を登記したいのか?
  • どこを登記したいのか?(物件、管轄)
  • どうして登記をしたいのか?
  • 誰が登記をしたいのか?(権利者、義務者)
  • いつまでに登記をしたいのか?
  • 登記をするための問題点。
  • 登記をするためにクリアすべきこと。
  • 登記をするために必要なもの。
  • 登記をするために必要な費用は?
  • その他、理解しづらいこと。

といった感じでしょうか。加えて、インターネットで用語を調べておくと理解も早いのでより時間短縮につながることでしょう。

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横書き文章の句読点。

私もつい先日初めて知った衝撃の事実(笑)

な、な、なんと…文章を横書きする場合の句点は「、」ではなく「,」が正しいんだそうです。えーっ!と思い、法務省からの通達文書を見返してみると、確かに「,」を使っているではありませんか!!

全角コンマだと半角コンマと混同しちゃいそう…という点が気になりますが、新しい発見。なかなか興味深いですね♪

 

 

パソコンから「ゐ」と「ゑ」を入力する方法。

株式会社ゐぃまぁるぅ

沖縄では助け合いの精神のことを「ヰーマール」と言います。他府県の司法書士事務所では恐らく商業登記で滅多に使用することはないと思います(笑)が、沖縄だとありえるんですよねー。もしオンライン申請での依頼がきたら、慌てずに「WYI」と入力しましょう。ゑの場合は「WYE」です。

 

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パソコンと長くつきあう(メンテナンス)

バイクでも車でも家でもそうですが、日々のお手入れはとても大切です。パソコンだって同じ。しかしながら「パソコンのメンテナンスと言っても何をすればいいのかわからない」という方にオススメのフリーソフトがGlarysoftの提供する「Glary Utilities(グレイリーユーティリティーズ)」です。

レジストリや一時ファイルの削除といった日々のメンテナンスだけでなく、ディスクのクリーンアップ、インストールしたプログラムのアンインストール、パソコン起動時に動き出すプログラム(スタートアップ)の変更、ハードディスク内のデータの断片化を解消するデフラグといった作業がこのソフトだけでできるという優れもの(笑)

日本語化もされているので、これは使って損はありません。が、当然ながらご利用に関しての不具合は喜屋武事務所では受け付けませんのでご了承下さい。自己責任でお願いします。

gusetup

まずは、上記リンクからダウンロードしたgusetupというファイルをクリック。

セキュリティの警告

次に「このファイルを実行しますか?」というウィンドウが表示されるので、実行(R)をクリック。

言語

インストールする言語を選択します(Japanese)

セットアップ

セットアップウィザードが開いたら、次へ(N)をクリック。

使用許諾契約書の同意

使用許諾契約書を読んだら同意する(A)のラジオボタンをチェックし、次へ(N)をクリック。

Askツールバー

Install Ask ToolbarはInternet Explorerが重くなる原因となる可能性があるのでチェックを外してください。

インストール先の指定

インストール先の指定が表示されるので、特に指定がなければ、次へ(N)をクリック。

グループの指定

プログラムグループの指定が表示されるので、特に指定がなければ、次へ(N)をクリック。

追加タスクの選択

追加タスクの選択が表示されるので、特に指定がなければ、次へ(N)をクリック。

インストール準備完了

インストール準備完了が表示されるので、インストール(I)をクリック。

ウィザードの完了

お疲れさまでした(笑)

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パソコンと長くつきあう(プログラムの削除)

皆さんはパソコンを登記申請以外に何に利用していますか?ゲーム?インターネット閲覧??たいがいのことは無料でできてしまう、このご時世。無料だから。便利だから。と、あれもこれもフリーソフトをインストールしてしまうと、どうしてもパソコンの動作が鈍くなってしまいます。

コンピュータウイルスのことを考えれば、仕事用のパソコンとプライベート用のパソコンは分けて使用する方が無難です。が、それも面倒という方はパソコンのなかを整理してみましょう。

まずはスタートボタンを押すと表示されるコントロールパネルをクリック。

コントロールパネル

次にプログラムの追加と削除をクリック。

プログラムの追加と削除

購入時にインストールされているソフトや使用頻度の低いソフトは思い切って削除しちゃいましょう。巷で流行している断捨離というやつです(笑)ただし、なかには必要なファイルもあるので、判断に困った場合は検索してから削除するか、それでも判断に困ったらそのまま置いておく方が賢明ですね。

全てのプログラム

ちなみにスタートボタンの「すべてのプログラム」のなかに表示されている不必要なデータは右クリックでエクスプローラ(E)を選択し、該当ファイルを削除(または整理)すればOK!

なお、この日記はかなりアバウトな日記なので削除後に不具合が発生しても責任は持てません。自己責任でお願いします。

 

 

パソコンと長くつきあう(メモリの増設)

前回の投稿に続きまして。ハード面からのスピードアップを望んでみます。

まずは搭載メモリの増設。なんか面倒くさそう〜と思う方もいるかもしれませんが、最近のパソコンはネジ回し一本でできちゃうのが殆どなので、最寄りのパソコン店へ持ち込む前にトライしてみましょう!

バッファローのメモリー総合サイトからお手持ちのパソコンに適合するメモリを調べます。喜屋武事務所のショボショボパソコン(NEC バリュースター C VC900H/8)で案内してみます。

型番にvc900、メーカー名にNEC、デスクトップにチェックを入れて検索。

対応メモリー検索

すると、該当の機種がヒットします。分かりやすく噛み砕きますと…このパソコンを2001年(今から10年前!)に購入したとき、メモリは256MB搭載されていて、ソケットが1つ余っているので最大搭載の512MBから256MBを引いた「256MBのメモリを増設できる」ということです。

1件の機器がヒットしました。

次に、リンク先を進んでいくとメモリーの項目にあるバッファローの対応製品が表示されるのでどれか一つをクリック。

対応製品すると表示される「PC133 168Pin」というのが喜屋武事務所のショボショボパソコンに合うメモリとなります。メモリーがありそうな場所(ノートパソコンだと背面やキーボードの裏)をネジ回しで開封し、電気が通る金属部分には触れないよう(静電気に注意)に取り付ければオッケー!

PC133

メモリーはジャンクショップ、オークションで探せば格安なバルク品もありますが、パソコンとの相性もあるようなので、保証のある電気店やメーカーでお買い求めください。

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コンピュータから出力した書類に表示されるアドレスを削除する。

登記をする際、法務局や金融機関へ提出する書類がいくつかあります。オンライン申請の場合は…

  • 到達通知
  • 受付のお知らせ(受領証)
  • 書面により提出した添付情報の内訳表
  • 登録免許税納付用紙

法務局と異なり、金融機関の場合、支店(取扱店)や担当者によって必要書類が異なることもありますが、以上のテキストをパソコンからプリントアウトし提出します。これらの書類の下部(フッター)には「file://」から始まるパソコン上のアドレス(URL)が表示されているかと思います。

オンライン申請を導入している司法書士事務所では見たことがあるかもしれません。気にならないといえば気にならないですし、知られても特に問題はないのかもしれません(よく知らないけど)が…そのまま表示されているとコンピュータの内部設定や必要データを晒しているようで、正直あまり気持ちのいいものではないですね。

そこで、アドレスを非表示設定してみようと思います。なお、この設定をすると、ウェブページを含めた全ての環境でURLは表示されなくなる(インターネットエクスプローラーを使用するため)ということを念頭においてください。

Internet Exploer ページ設定

まず、Internet Explorerを起動し、ファイル(F)からページ設定(U)をクリックします。

ページ設定ページ設定-空-

次に、フッター(F)にあるURLを-空-に変えてOKボタンを押すだけでオッケー!

 

ページ設定 V6ページ設定 V6 フッター

もし、ページ設定をクリックした先が上記の感じであれば、フッター(F)にある「&u」をBackSpaceキーかDeleteキーで削除してください。元に戻したいときは同じように追加で。

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申請用総合ソフトで半角スペースを見つける。

法務省が提供する登記申請のためのフリーソフト、申請用総合ソフト。チェック機能があり、ミスがあると黄色く表示されるのでとても便利です。が、一番困るのが「全角以外の文字を含んでいます」というエラー表示。

全角以外の文字を含んでいます

半角英数でデータ処理されるコンピュータで全角文字を使用するからこのようなエラーが返ってくわけですが…その話はさておき。英数や記号だと「目に見える情報」なので、辛うじて全角か半角を判断することも可能だと思います。しかしながら、これが半角スペースだと「目に見えない情報」なので、発見するには知識と経験が必要です(笑)

ネットで調べてみても良いウェブページやブログがヒットしなかったので、この半角スペースの謎(知らない人もいる)を解き明かし、探し出すために一喜一憂し、作業が全く進まなかった司法書士事務所もあるかと思います。そこで、喜屋武事務所では、申請用総合ソフトを使いながら「半角スペースを探す方法」を大公開したいと思います!!

登記すべき事項

今回は、うっかり半角スペースが紛れ込んでしまいそうな商業登記の別紙(登記すべき事項)を例に解説します。まず、エラーがあったページを開いてください。上記の画像を見ても分からないと思いますが、どこかに半角スペースがあります(笑)

次に、この画面を開いたままパソコンのキーボードにあるコントロール(Ctrl)キーを押しながら、Fのボタンを押しましょう。するとパソコン画面に以下の検索ウィンドウが表示されます。

検索画面

「大文字と小文字を区別する(C)」にチェックを入れ、検索窓にマウスを置いてクリック。カーソルがアクティブになったら、キーボードのシフト(Shift)キーを押しながらスペース(Space)キーを一度だけ叩いてください。すると、登記すべき事項に隠れていた半角スペースが黒く表示されるはずです。そこにカーソルを持っていき、バックスペース(BackSpace)キーで削除すればオッケー!

半角スペースの検索

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かんたん証明書請求から申請した登記事項証明書を窓口受領する。

インターネットを経由すれば、法務局が提供するかんたん証明書請求からウェブブラウザのみで申請が可能です。交付方法を「郵送」を選択すれば、法務局へ足を運ぶことなく電子納付後に記入した送付先へと郵送処理されます。

が「窓口受領」を選んだ場合、納付後に表示される「電子納付情報表示」という画面(上記にある処理状況照会ボタン後に該当する納付ボタンを押してください)を事前にプリンターで出力し、法務局へ持参してください。

電子納付情報表示

なお、司法書士事務所は受取人情報の氏名欄へ登録した番号(全角)を記載していないと、窓口受領へと流れてしまうので要注意。できるだけ二度手間は避けたいですからね(笑)

那覇地方法務局私書箱記載例