もしものときに備えての情報収集とコミュニケーション。

入院2年、老親の2000万がなぜ底をついたか(PRESIDENT Online)

  • 両親が元気なうちに、公証役場で任意後見契約を結んでおく
  • 親と同じ金融機関支店の取引口座を持ち、普段から代理人契約のことを話し合っておく
  • 掛かりつけの医師をつくり、半年に一回必ず受診させ、自分も医師との人間関係を密にする

成年後見制度には、ほかに法定後見制度がありますが、裁判所はカタコトでも喋れれば『判断能力アリ』にするし、もし通っても弁護士や司法書士に月3万円程度の報酬が発生する。

 

「成年後見人は、親の“財産管理人”ではなく“保証人”。たとえば、月20万円の生活費を一回だけ30万円とし、差額10万円を貰おうとしても、理由を説明できないと裁判所はNG。成年後見を使う人の多くはお金持ちですが、お金も借りられなくなるし、子供への贈与ができなくなる。むしろ、元気なうちに遺言 をつくっておくほうが大切だと考えています。親がどういう死に方を望んでいるかによって、いろんな事柄が変わります。肝心なのは、元気なうちに親とどれだ けコミュニケーションを取れるか、では」

 

とても感慨深い記事ですね。