規定ブラウザをFirefoxに設定すると、オンラインで登記申請するための申請用総合ソフトから登録免許税納付用紙と書面により提出した添付情報の内訳表がその内容によって2枚にまたがるときがあります。
これはいただけない。てなわけでページ設定を見直します。
まずは、Firefoxメニューから印刷→ページ設定をクリック。
つぎに、書式とオプションタブにある用紙に合わせて縮小のチェックを外し、拡大/縮小を90%に設定。これだけでオッケーのはず。
先日のお話。成年後見登記の登記事項証明書を請求するため、申請書を片手に那覇地方法務局3階にある戸籍課へ走りました。が、冷静に考えてみたら申請用総合ソフトを使えばオンラインで請求できたんだ!と気がついてがっくり(笑)
事務所に戻って、申請用総合ソフトを開き再確認。タブを成年後見に切替え、左上にある申請書作成ボタンを押すと…ありました!登記事項証明申請書(成年後見等ファイル用)の文字が。
念のためファイルを開いてみると、、、なにこれ?少々目立つ「漢字検索」という気になるボタンが。
クリックしてみると、これって戸籍統一文字情報のデータを申請用総合ソフトへ挿入するためのツールじゃああーりませんか!!!
試しに「那覇」の「な」で検索すると戸籍統一文字情報のデータを引っ張ってくれました。
確定を押せば申請書内に画像データで反映するのが素晴らしい。また、お気に入りに追加すればいつでも引き出すことができるという優れもの。
ちなみに登記・供託オンライン申請システムをスタートするにあたって平成23年9月に法務省民事局からリリースされた供託,成年後見登記及び電子公証手続の運用開始に向けたシステム切替作業におけるお願い事項等PDFの23ページから25ページを見ると以前から備わっていた機能のようです。
この便利なツール、不動産登記と商業・法人登記にも実装できないのかな?というか、申請用総合ソフトの開発者はなんで不動産と商業・法人にも使おうと思わなかったんだろう…。謎は深まるばかり。
成年後見登記の登記事項証明書オンライン請求には司法書士電子証明書は使えないのか…。
振り分けソフト、ClassiNyを使った前回の投稿では不安定なため採用しませんでしたが、申請用総合ソフトの元データへ同時にアクセスすると作成される「ShinseiyoSogoSoft.lock」を削除できるという新しいツールを発見!
その名もLockFile_Eraser(閉鎖されました)
早速ダウンロードしてみましたが、インストールしてみようとすると「このアプリケーションをインストールまたは実行できません。このアプリケーションには、Microsoft 共通言語ランタイムバージョン4.0.30319.0 に更新されたコンピュータが必要です。」というエラー表示が。
あらら。初っぱなから理解しづらいエラーで躓くと滅入りますが、検索してみると共通言語ランタイムって、どうやら.NET Frameworkのことみたい。てなわけで.NET Frameworkの最新版を早速インストール。
.NETをインストールしたら無事にインストーラーが起動。インストールボタンを押します。
インストールしたら上記のようなソフト(ツール)が表示されます。選択ボタンからフルパスを指定する前に「削除するべきファイルの場所がわからないときはこちら」というボタンをクリック。
削除すべき二重起動防止ファイル(「ShinseiyoSogoSoft.lock」ファイル)は、ご利用のPCのOSが、Windows Vista又はWindows 7の場合は「ドキュメント」→「ShinseiyoSogoSoft」フォルダ内に、Windows XPの場合は「マイドキュメント」→「ShinseiyoSogoSoft」フォルダ内にあります。
アクセス先のデータフォルダ「ShinseiyoSogoSoft」を任意の場所に移動し、又はフォルダ名称を変更の上、ファイルパスを変更している場合は、そちらをご確認ください。また、アクセス先のデータフォルダへのファイルパスの初期設定は、「(マイ)ドキュメント」フォルダ配下の「ShinseiyoSogoSoft」です。
【注意】(1)既に起動している場合、または(2)共同利用しているデータフォルダに対して本ソフトを使用している人がいる場合は、二重起動防止ファイル(「ShinseiyoSogoSoft.lock」ファイル)を削除してはいけません。これらの場合に二重起動防止ファイル(「ShinseiyoSogoSoft.lock」ファイル)を削除すると、データフォルダ内の整合性がとれなくなり、最悪の場合、以後、正常に起動しなくなるおそれがありますので、確実に確認願います(法務省HP記載の注意事項より)。
確認が済んだら、選択ボタンからShinseiyoSogoSoft.lockを指定し、削除するボタンをクリック。
デスクトップ上にLockFile_Eraserのアイコンが表示されています。
デスクトップのショートカットから起動すると「前回指定のファイルを読み込みました。」という表示がでるのでOKボタンを。
今までは二重起動のエラーが画面上に表示されたら、ShinseiyoSogoSoftフォルダから手作業でロックファイルを削除していましたが、とりあえず、キャン事務所では共有するパソコンにのみこのツールをインストールし、エラーが表示されたら使用している全ての申請用総合ソフトを一時保存、終了させ、LockFile_Eraserのアイコンから起動し削除ボタンという流れでいこうと思います。
試しつつ、今後のバージョンアップにも期待しています。
※インストールの際に不具合が生じてもキャン事務所では一切の責任は負いません。当然ながら、自己責任でお願いします。
支店を一括申請で登記する際、以前は登録免許税の収入印紙とは別に手数料を登記印紙で支払っていましたが、オンラインで申請する場合は申請用総合ソフトから出力した登録免許税納付用紙に登録免許税と一緒に貼付してオッケーとのことです。
Gidtoolを金庫の代わりとして利用したいのであれば、そのまま知らない方が無難だとは思いますが、どーーーしてもcertフォルダの中身が見たくて見たくて仕方がないという方は以下の方法でアクセスしてみてください。Windowsをセーフモードで起動して…とか、アクセス権を取得して…といったパソコンの専門知識や特殊な方法を用いる必要は全くありませんので(笑)※以下はWindows XP Home Editonでの作業
まず、C:¥Shiho-shoshi¥Gidtoolへアクセスし、右クリックからcertフォルダのプロパティを表示→共有タブをクリック
次に、ネットワーク上での共有とセキュリティ設定の項目にある「ネットワーク上でこのフォルダを共有する(S)」のラジオボタンにチェックを入れ、適用ボタンを押してください。
すると、「certを共有しようとしているときにエラーが発生しました。アクセスが拒否されました。今回は共有リソースは作成されませんでした。」というウィンドウが現れますが、気にせずにOKボタンを。
で、certフォルダへ再度アクセスしてみると、、な、、な、、なんと!!certフォルダのなかにはダウンロードツールでPINコードを変更した電子証明書の写しがあるではありませんかーーー(笑)私も驚きましたが、たったこれだけの操作で誰でも簡単にcertフォルダへアクセスすることができます。
もし、アクセスできないように再度気休めのカギをかけたい場合は上記の方法を2回(プロパティを開き、ネットワーク上でこのフォルダを共有するのラジオボタンを2回クリックし、適用ボタン)繰り返してください。一度共有を示す右手を表示させた後に共有を解除するという意味です。
なお、カギが開いた状態であれば「ICカードで署名…」ボタンからだけでなく「ファイルで署名…」ボタンからの署名付与も可能です。
このcertフォルダのなかにある電子証明書の写し(拡張子が.p12のファイル)をパソコン上の別の場所や外部メディアにコピーし、電子証明書ダウンロードツール/電子申請ツール、及び隠れアカウントを削除するのもアリですし、そのまま置いて電子証明書を自己管理するのも一つの方法です。こういう方法もあるということを知っておくだけで使い勝手はかなり変わってくると思います。ご検討ください。
ただ、これは金庫というよりはノックをすれば誰にでも開くドア付きの箱と呼んだ方がピッタリかもしれません(失笑)たしか、、既にインストールしたダウンロードツールにはネット経由で自動アップデートする機能は付属してなかったような??というか、こんなソフトで本当に大丈夫ですかね??
私は現状を把握しているのでとても都合がいいですが、知らない司法書士事務所は大変そう。
この情報は電子証明書ダウンロードツール/電子証明書利用ツール バージョン1.10での方法です。よりセキュリティが強化されたバージョン2.00と申請用総合ソフト(2.7A)のバッティングのため申請用総合ソフトから電子署名できない方はアップデートされるまで以下の方法から電子証明書を任意の場所へコピーし、利用してみてください。
昨日、ごちゃごちゃだらだらと書き綴りましたが、その設定方法は驚くくらいに簡単。
まずは電子証明書ダウンロードツールをインストールし、電子証明書を取得、USBメモリに保存。これが原本になります。なくすと面倒なので金庫等に入れて大切に保管してください。ここまでは事前準備。
事務所内のパソコンにも同様にダウンロードツールをインストールし、オプションにある「電子証明書の取込」から原本をパソコン内に保存し「PINコードの変更」から各々のパスワードを設定(写し)してもらう。※このとき、PINコードが全て同じだと誰がどのパソコンを使っても同じように署名付与できます。
次に申請用総合ソフトを起動。
ツール→オプション→ICカード切替タブ→「現在インストール済みのICカードを登録します」から登録ボタンをクリック。
secom-gid01のICカードライブラリ設定ファイルを登録しますか?というウィンドウが立ち上がるので、OKボタン。
申請時に使用するカードライブラリをsecom-gid01になっているか確認し「ICカードで署名…」ボタンから各々で設定したパスワードで署名付与。「ファイルで署名…」ボタンではないので注意してください。
これだけです(笑)もし、署名付与ができない場合は焦らずにICカード切替の項目をチェックしてみましょう!ライブラリの選択が外れている場合が多いです。
知っている人には何を今さらという話題ですが(笑)
皆さんは申請用総合ソフトにログインする際に申請者IDを入力した後、一度キーボードから手を離しマウスに持ち替えてパスワードの空欄をクリック→再びキーボードからパスワードを入力していませんか?
キーボードの左側にある「Tab(タブ)」キーと「Enter(エンター)」キーを使えば、キーボードからマウスに持ち替えることなくキーボードだけでログインできます。Tabキーはログイン画面だけでなく、パソコン上の様々な場面で利用できます。
ちょっとしたことかもしれませんが、思ったより作業時間が短縮されるのでオススメです。これを機会に使ってみてください。
ちなみに、Alt(オルト)キーを押しながらポーン、ポーンとTabキーを押すと、使っているソフトが切り替わります。こちらのテクニックも使い慣れているとかなり便利です。
【重要】不動産登記及び商業法人登記のオンライン申請の受付の遅延について(午前9時2分)
本日,午前8時30分から,不動産登記及び商業・法人登記のオンライン申請の受付が遅延する状態が続いています。現在,原因等調査を行っておりますが,状況が変わり次第,利用時間・運転状況欄にお知らせいたします。
ご利用者の皆様には大変ご迷惑をお掛けし,お詫び申し上げます。
あらら。急ぎの登記申請がある司法書士事務所は大変だな〜。申請用総合ソフトにログインすらできない状態が続いています。ちなみに、かんたん証明書請求に記載されている申請番号の最初の8桁は日付です(笑)
あっ!これは良い機会だと思い立ち、申請用総合ソフトをオフラインで起動、送信先を登記オンライン申請受付代行システムに切り替えて再度申請してみましたが、「受付代行システムに送信することができない申請様式が選択されています。障害等復旧後,「登記・供託オンライン申請システム」へ送信してください。」という謎の送信不可のエラー表示…。
なんじゃそれ??なんか操作方法を間違ったかな?
朝、申請用総合ソフトを起動しようとしたら「申請用総合ソフトの起動に失敗しました。(コード:001)」のシステムエラー表示が。。オフラインで起動すらしません(涙)
サポートデスクに問い合わせると「ウイルス対策ソフトを無効化し、再インストールしてみてください」との回答。コードの詳細については教えてもらえず。
試しに、昨日インストールした日本司法書士会連合会が提供する電子証明書ダウンロードツールと電子申請ツールをアンインストールしてみたら、いつも通りに通常起動できたのでホッと一安心。
原因を探ってみないとまだまだセコムパスポートは使えなさそうだな。めんどくさい。。