司法書士事務所向けウェブサービス。

請求書・概算見積書作成ソフト司法書士事務所向けの面白いウェブサービスを見つけました。司法書士事務所や土地家屋調査士向けにオンライン申請サポートを行っている上越第一コンピュータというところが公開している請求書・概算見積書作成ソフトのページ。

種別、報酬額、登録免許税、日当、他費用を入力し計算ボタンを押し、作成ボタンを押すとPDFが出力(請求書1枚、領収書2枚)されます。見積書入力と請求書入力の切替えも可能。

目から鱗のウェブサービス。なんですけど、登録制のオンラインサービスではないのでデータを残しておくことはできません。まあ、登録してデータを保存閲覧できたとしても個人情報等が含まれたデータを外に置いておくのは怖いので利用は見送るとは思いますが(笑)

何かに使えないかなー??出先で問合せがあったらiPhoneやiPadで見積書を作成してメールを使ってPDFを添付とかかなぁ??

 

 

この製品では、検証はできません。問題。

この製品では、検証できませんAcrobatで電子署名するたびに表示される「この製品では、検証はできません。Code=0x3f100001」というSignedPDFからのお知らせ。わかりやすく読み解くと「SignedPDFには追加されている電子署名を検証する機能はありません。」という意味なのですが「できません」と表示されるとエラーと勘違いしちゃいますね。

このSignedPDFというツールは三菱電機インフォメーションシステムズというメーカーから署名機能限定版として提供されています。提供元のサイトを確認すると電子署名検証ソフトウェア MistyGuard<SignedPDF Verifier>というソフトがあるではないですか〜。

spdfv511.exe早速Acrobatへと追加インストールしてみることに。

SignedPDF Verifier Install Wizardすると、SignedPDF がインストールされています。SignedPDF をアンインストールしてから SignedPDF Verifier をインストールして下さい。とのアラート…。

電子署名検証が正しく行われましためんどくさいなーと思いながら仰せの通りにインストールし、電子署名済みのPDFを開くと「電子署名検証が正しく行われました。失効情報の検証は行われていません。」と表示され

署名済みであり、すべての署名が有効ですPDFの上部には署名済みであり、すべての署名が有効です。という気持ちの良い言葉を賜りました(笑)

SignedPDF Verifierがインストールされていますよし、このあとにSignedPDFをインストールすれば問題解決だ!と思ったのも束の間。SignedPDF Verifierがインストールされています。SignedPDF(署名機能限定版) のインストールを終了します。とのお達しがあったのでインストールは見送りました(涙)

 

 

セットアップタイプどうしても気になるという方はインストールの際のセットアップ時に Adobe Readerを選択すれば Adobe Readerでも確認可能(未確認)だと思います。法務局では恐らくこの方法で電子証明書を確認検証しているんじゃないかな?

追加:Adobe Readerに SignedPDF Verifier、Acrobatに SignedPDF を個別にインストールするという方法はできませんでした。

 

Adobe Readerの EchoSignに対応する SignePDFがリリースされたらうれしいなー。オンライン申請の利用件数も一気に増えそう。

Reader ヘルプ / PDF への署名

 

 

 追加

詳細は不明ですが、CRYPTOFILE PLUSが有する機能は、Windows 8の一般ビジネス向けエディション(Windows 8 Pro)にOS標準機能(Bitlocker)として搭載されるため未対応とのこと。気にせずに使えるということなのかな?

 追加

PDFと電子署名のおべんきょう。

フリーのPDFソフト、クセロPDFを公開していたアンテナハウスのウェブサイトにPDF電子署名入門というページがあったので紹介させていただきます。

正直な話、ただなんとなーく、一連の流れでPDFに電子署名をしています。

大まかな仕組みは理解しているつもりですが、難しいパソコンの専門用語が多すぎるので司法書士電子証明書について説明して!なんでフリーソフトの電子署名は登記申請には使えないの?と言われても返答に困ります。

司法書士事務所がそこまで理解する必要性はありません。しかしながら、AcrobatSkyPDFだけでしか電子署名ができない(30日だけ使用できる体験版を利用するという裏技もあるようですけど)という理屈がどうしても納得できないので少々お勉強してみることに。

PDF千夜一夜にも興味深いレポート記事がたくさんあって、なかなか面白いですよ。

 

 

期間超過。

うわっ!いま気がついたんですが、登記情報提供サービスって一週間ほどでPDFがダウンロードできなくなるんですね。質問コーナーには「請求した日の翌日から3業務日を過ぎると利用者のパソコンに表示・保存することができなくなる」とありました。

請求日の日付でいつでもダウンロードできるもんだと勘違いしてました。あぶないあぶない。

登記情報提供サービス履歴ちなみに、請求した履歴は三ヶ月前までしか保存できない模様。これも頭のなかに入れておかないとね。

 

 

 

AcrobatにSignedPDFをインストールする(追加)

キャン事務所に新しく導入したWindows 7に登記申請のための各種セッティングをしたはずなんですが、合同会社の電子定款を法務局に送信したところ電子署名されてないとの補正通知。

あれれ??あれこれ悩みながら考えてみるとデフォルトの署名形式を設定し忘れていたという凡ミス。。って、以前の記事を確認しても、このことについては触れてないじゃないですかー(涙)

法務省が提供しているPDF署名プラグインの操作手引書を読んでいる方には何を今さらと感じるかもしれませんが、とりあえず追加情報を足しておきます。

Acrobat環境設定Acrobatにセコムトラストシステムズの電子証明書を取込んだら、メニューバーの編集→環境設定→一般をクリック。コントロールキーとKボタンでもオッケーです。

環境設定>セキュリティ>電子署名続いて、分類の項目にあるセキュリティをクリック、詳細環境設定をクリックしてください。

電子署名の詳細環境設定作成タブの中にある「文章の署名および暗号化時に使用するデフォルトの方法」がAdobeデフォルトセキュリティになっているのでSignedPDFに変更してOKボタンを。

これで設定は完了です。

Code=0x3f100001電子署名したPDFを開いた際に「この製品では、検証はできません。Code=0x3f100001」というSignedPDFのウィンドウが立ち上がれば法務局の電子署名対応になっています。

ちなみに、Acrobatはパソコンの管理者か管理者として実行でないと電子署名はできないそうです(未確認)

 

 

Acrobatに電子証明書をインストールする。

つづき。パソコンに取込んだ電子証明書をAcrobatにインストールします。途中までは前回の記事を参考にしてください。

証明書ストア管理ツール証明書ストア管理ツールでPKCS#12形式証明書をインストールする際に予め電子証明書利用ツールを起動しておいてください。追加する証明書のパスワードは電子証明書(の写し)のPINコードです。

注意点としては、、certフォルダのなかにある電子証明書をインストールすると、作成したPDFに電子証明するためには利用ツールを起動して電子証明書を指定しないといけません。セキュアタイプなので。

もし、利用ツールを起動するのが面倒だ!同じパスワードを何度も入力するのが煩わしい!という方は安全な場所にコピーした電子証明書(の写し)をインストールしてください。

複雑すぎて頭の中を整理するのも一苦労。勘違いもあると思うので参考程度に。Windows 8リリース目前に控えたPDF署名プラグインの64bit版の対応、お疲れさまです。

 

追加:この方法で押印したで電子署名は残念ながら法務局で通りませんでした。現在、原因を調査中Adobe Acrobatの設定が不足してました。

 

 

iPhoneから登記情報提供サービスを利用する。

時代はノートパソコンからスマートフォンやタブレット型のPCに移行しつつあります。ガラパゴス携帯でしか見ることのない携帯サイトという環境もすでに時代遅れなイメージがありますね(笑)

さて、先日登記情報提供サービスがリニューアルされましたが、しばらく触っていてずっと感じていたことが。このシステムって、、iPhoneのSafariでも利用できるのかも?という素朴な思惑。というわけでチャンスを伺いながら実際に試してみました。

登記情報提供サービス(iPhone)

まずは登記情報提供サービスのウェブサイトトップ画面へ。当然ながらスマートフォン用に最適化はされていません。うーん、、実に勿体ない。

登記情報提供サービスログイン(iPhone)

続いて、登記情報提供サービスへログイン。Safariはパスワードを保存してくれるので、とても便利です。

登記情報提供サービス受付メニュー(iPhone)

登記情報提供サービスのメニュー画面。ここから登記情報を請求します。表示画面は小さいので少し不便ではありますが、ピンチインしながら選択すればパソコン画面と同じような操作方法なので、できないことはないです。

登記情報提供サービスマイページ(iPhone)

請求後、マイページから必要な物件にチェックを入れて登記情報を表示・保存ボタンからパソコンでの操作と同じようにスマートフォンへダウンロード。

iBooks

すると、左側に「次の方法で開く…」右側に「”iBooks”で開く」という表示が現れるので、iBooksを起動して保存。使用しているプリンターがAirPrintに対応している製品であれば、iPhoneからプリントアウトすることも可能だと思います(未確認)

GoodReaderで開く

もし、複数の物件を一気にダウンロードする必要があれば、予め GoodReader for iPhone というAppをインストールしておいてください。必要な物件にチェックを入れて登記情報を表示・保存ボタンを押すと、右上に「”GoodReader”で開く」という表示が現れるので、タップ。

Zipファイルを解凍

Zipファイルを解凍(Unzip)し、パソコンと同じように保存管理することができるので、とても便利です。

複数の登記情報

ダウンロードした「物件を示すファイル名が文字化けしている」というのが唯一の難点ですが、特に大きな問題ではないです。恐らくiPadでも同様に利用できると思います。契約時に物件をササササーッとチェックできたら格好いいですね(笑)

 

Androidユーザの方はGoogle PlayからAdobe ReaderをインストールしていたらOKなのかな??ブラウザがFirefoxであれば表示できるという情報もありますね。ちなみに、PlayStation Vitaから確認するとアウトでした。

 

 

追加:iPhone(またはiPod touch)のiBooksに保存したPDFデータはiTunesに接続し同期した後、サイドバーのライブラリ内のブック項目と、音楽データを保存しているiTunes Musicフォルダ内のBooksというフォルダのなかにあります。

 

 

 

リーガル電子認証キットPRO

一昨日、司法書士電子証明書サービスホームページにて電子証明書ダウンロード専用ツールが公開されたようですね。

リーガル電子認証キットPRO

それはさておき、私が電子証明書を導入するにあたって真っ先に確認したのがリーガルからリリースされている「電子認証キット PRO」でした。

リーガル電子認証キットPRO Ver3.0.1

ずっとお世話になっているソフトでしたが、新しい電子証明書のセコムパスポートに対応するバージョンはVer.3.03からとのこと。

あらら、、、。もしSkyPDFを使っていたらVUP版の購入も視野に入れていましたが、キャン事務所では運良くAdobe Acrobatを使用していたので、私は電子認証キットPROを誰にも気づかれないようにそっとアンインストールしたのでした。今までありがとうございます(笑)

 

まあ、私には少し敷居が高いソフトウェアだったので、結果的には良かったのかも。電子金庫が気になるけど仕方ないね。

 

 

 

 

アクロバットでセコムパスポートを利用する。

日本司法書士会連合会が提供する「電子申請ツール」を起動するとインストールされるのが「申請用総合ソフト(法務省)」と「PDF署名(法務省)」と「e-Taxソフト」の赤いアイコンが目印の、3種類のソフトっぽく見えるプログラム。通常はこのアイコンからでないとセコムパスポートは利用できない(と思わせたい)ようですが、Acrobatでは、法務省の提供するPDF署名プラグインMistyGuard)に証明書をインストールすることでPDF署名ができます。SkyPDFについては未検証(追加:SkyPDFはリーガルの電子認証キットProからしか署名できない模様)

注意!恐らく問題なく通るとは思いますが、喜屋武事務所ではまだ申請に利用したことがないので未確認情報と捉えてください署名自体は可能です。説明にはAcrobat 7を使っていますが、Acrobat Xでも似たような感じです。

追加:この方法で定款に電子署名し、申請用総合ソフトから公証人役場に署名済みのPDFを送信。無事に電子定款認証できました。

Acrobat環境設定SignedPDF

まず、編集→環境設定→SignedPDFを開く。

Acrobaパスワード変更

次にパスワードを設定(このパスワードはダウンロードツールで新たに設定したPINコードと同じだと使い勝手がいいです)

証明書ストア管理ツール初期化

証明書ストア管理ツール(C)をクリックし、初期化を選択、上で設定したパスワードでログイン。既にインストールしている証明書を消したくない場合は参照を選択。

PKCS#12形式証明書インストール

追加(A)をクリックしたら、電子証明書の原本を保存しているUSBメモリをパソコンに差し、参照(R)からUSBのなかにあるファイルを選択→日本司法書士会連合会から送られたパスワードを入力し、インストール。

証明書情報

証明書ストア管理ツールにインストールされました。これで日本司法書士会連合会が提供する赤いPDF署名(法務省)ソフトを介することなく署名することができます。鍵項目に丸印がないものはセコムの証明書になるのかな??気になる人は削除してもいいかも。

署名者情報

あとは適宜に署名者情報を編集してください。オリジナルのイメージを入れたい方は C:¥Program Files¥Adobe¥Acrobat 7.0¥Acrobat¥plug_ins¥SignedPDF¥Stamp フォルダのなかにPDF化したファイルを入れて印影ファイルパス(A)で選択設定してください。Acrobatを使えば、事務所で使っている職印をスキャニングすることもできます。

この製品では、検証できません電子署名の方法は省略しますが、電子署名すると「この製品では、検証はできません。Code=0x3f100001」と表示されます。が、以下のサイトにあるように特に問題はないと思います(未確認)万が一、問題があれば別の方法を考えてみたいと思いますです。

 

追加:送信するPDFファイルの名前は全角の会社名とかではなく半角英数でつけた方がよさそうです。

追加:Adobe Acrobatの設定も必要です。

 

 

 

ペーパレス。

喜屋武事務所で使っているプリンターのパーツ類がそろそろ生産中止になりますとのメーカーからの悲しい通告。

時代はペーパレスへ進んでいるにも関わらず、事務所の控えはプリンターを使ってますし、FAXも未だに現役。契約書などをPDF化するためには、どうしてもスキャナが必須だったり…。

全ての書類をデータ化し、管理することも視野に入れなきゃーと思う反面、プリンターを新規購入する上で一番困るのが用紙サイズです。年々、A3サイズとB4サイズの用紙の出番が減ってきています。金融機関の契約書がA4サイズで統一されたら助かるんだけどな(笑)

Windows専用だったプリンターを試行錯誤してMacからも使えるようにしたのに。