現在は市役所の戸籍と同じように登記簿もデータ化されていますので、ピンとこないかもしれません。以前はその名の通り、登記した書類を綴った帳簿でした。法務局で登記簿謄本の写しを請求すると、現在はデータを検索し出力するだけですが、以前は帳簿を引っ張りだしてコピーするのです。
少し前まではコンピュータ化されてない法務局をブック庁と呼んで、使い分けていましたが、現在では沖縄の地方法務局もコンピュータ化されています。(改めて調べてみて驚いたのですが…登記簿の写しが「登記簿謄本」で現在のデータを出力したものは「登記事項証明書」と呼ぶようです)
ちなみに、この登記簿謄本は戸籍と異なり、地番さえ分かれば「誰でも取得可能」です。
先輩から伺った話ですが、その昔、この登記簿を閲覧する際に「悪さ」する輩もいたとかいなかったとか(笑)