普段、法務局へ足を運ぶ機会が多い方はご存知かもしれませんが、那覇地方法務局にも登記に関する無料相談コーナーがあります。利用したことがないので詳細は不明ですが、時間はおおよそ20分から30分程度だったはずです。
登記に限らず、債務整理や相続、税金に関することなどなど。稀に市役所や専門家の方々が主催して無料相談会を実施していることがよくあります。その大部分は相談時間を30分に設定しているところが多いでしょう。
よく勘違いする人が多いのですが、無料相談ということは…仮に専門家の時給が1,000円とすると、30分500円で購入するはずだった相談料が無料ということですね。知識や情報が無料という意味合いではありません。あくまで相談だけのお話。
その20分〜30分という相談時間が長いか短いかは置いといて。相談者としては、その無料時間を有効に活用しない手はありません。そのために必要なこと。それは、あなたがやりたいこと(知りたいこと)をハッキリさせることなんです。
これは俗にいう5W2H(Why、What、Whrere、How、When、Who、How much)というもの。債務整理や相続登記、会社設立、少額訴訟などなど。メモ帳に質問したい内容やポイントをチェックリスト式に予め書いておき、登記事項証明書を準備しておけば相談相手も現状を把握しやすくなるためスムーズに話が進むと思います。
かなり大雑把に書き出すと…
- 何を登記したいのか?
- どこを登記したいのか?(物件、管轄)
- どうして登記をしたいのか?
- 誰が登記をしたいのか?(権利者、義務者)
- いつまでに登記をしたいのか?
- 登記をするための問題点。
- 登記をするためにクリアすべきこと。
- 登記をするために必要なもの。
- 登記をするために必要な費用は?
- その他、理解しづらいこと。
といった感じでしょうか。加えて、インターネットで用語を調べておくと理解も早いのでより時間短縮につながることでしょう。
まあ、いくらなんでも相談中に「制限時間を超えましたので相談は終了です」とか「以降の相談は有料になります」…という案内はないと思いますが、あなたの相談後に別の相談者が予約している場合も考えられます。ご理解いただけると幸いです(笑)