Glary Utilities を無料でプロ版にアップグレードする。

Glary Utilities。ものぐさな性格の私が Windows をメンテナンスする際に昔からお世話になっているフリーソフトです。無料とは思えないほど高機能で、日本語にもローカライズされているし、とても重宝しています。

しかしながら、唯一の難点が。

それはアップデートの更新が多すぎるということ。ソフトを起動するたびに自動アップデートで追加されていくのであれば問題ありませんが、フリー版はアップデートがあるたびにインストールし直さないといけない。。

(プロ版であれば自動で追加されるみたい)

まあ、そんなに手間な作業でもないし無料だし仕方がないとかなーと長いこと思っていましたが、無料でプロ版へとアップグレードできる情報があったので紹介します。

(Glary Utilities のダウンロードはこちらから。インストールの方法は省略。St Patrick’s Day からだいぶ日が経っているので、いつまで使える情報かは不明です)

Glary Utilities Proに無料でアップグレード

 

まず、Glary Utilities を起動したら「概要」をクリック。次に「今すぐアップグレード」をクリックしてください。

Glary Utilities ライセンスマネージャ

 

するとライセンスマネージャが表示されるので、あなたの名前に「EaseUS Users」ライセンスコードに「3788-61679-58234-2362」と入力し、今すぐ有効にするだけでオッケーです。

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追加

 

 

Glary Utilitiesランチャーのカスタマイズソフトウェアのアップデート通知が煩わしかったんですが、右下の矢印ボタンをクリックすると下にあるランチャーをドラックアンドドロップでカスタマイズできるんですね。自動メンテナンスも便利そう。

 

 

 

かんたん証明書請求のパスワードを保存する。

保存されているパスワードMac版のFirefoxだと何をしなくてもパスワードが保存されていたので驚いたのですが、Windows版のFirefoxだとかんたん証明書請求の申請者IDとパスワードがブラウザに記憶されないようで。

かんたん証明書請求のログインフォームソース調べてみると、ログインフォームの中に「autocomplete=off」という記述があると保存できない仕様とのこと。

パスワードが保存が効かないサイトを保存可能に変える方法 (Firefox)

Remamber Passwords ということで、上記ブログを参考にRemember Passwordsというアドオンをインストール。Firefoxに追加。

次のソフトウェアをインストールする許可を求めています次のソフトウェアをインストールする許可を求めていますという表示がでるので、今すぐインストールが現れたらクリックし、今すぐ再起動をクリック。

FirefoxアドオンFirefoxアドオン(Ctrl+Shift+A)のなかにRemamber Passwords 1.0.2があることを確認してください。

moj.go.jpで使用する申請者IDのパスワードを記憶させますか?そして最後に登記・供託オンライン申請システムのかんたん証明書請求からいつも通りにログイン。すると、アドレスバーに「moj.go.jpで使用する ”申請者ID” のパスワードを記憶させますか?」という表示からパスワードを記憶するでオッケーです。

 

ちなみに、かんたん証明書請求のパスワードは申請者情報変更の項目から忘れにくいキーワードを自由に設定可能なので、よくアクセスするユーザはパスワードを頭の中に保存しておくほうがいいかもしれません。

 

追記:Firefox のバージョン32から Remember Passwords が使えなくなったので、以下のサイトを参考に Secure Login と Saved Password Editor を導入しました。導入する場合は Remember Passwords を「削除」してからご利用ください(ハマった…。)

Firefox のパスワードマネージャに保存されない「アカウント情報」を登録するアドオン Saved Password Editor – Secure Login と併用する

 

オンライン登記情報検索サービスから登記の進捗を確認する。

連携情報の作成確認別に記事を書かなくてもいいかなーとも思ったのですが、検索からの来訪者がいるので追記。先日、登記・供託オンライン申請システムのオンライン物件検索がオンライン登記情報検索サービスに変わりました。

以前と同様にかんたん証明書請求からログインし、登記中の物件(法人)名から不動産(または商業・法人)の交付請求書をクリック→オンライン物件検索を使うをクリックするとオンライン登記情報検索サービスに入ります。

もし登記が完了していなければ、所在指定の項目を記入したのち「追加ボタン」をクリックすると、連携情報の作成確認という写真のようなアラートが表示されます。また後ほど確認してください。

 

ちなみに。法務局が管理している登記データ(いわゆる登記簿)は登記の申請が入るとデータがロックされるため、登記の処理が完了するまで登記事項証明書(いわゆる登記簿謄本)は請求できません。

この方法でわかるのは「登記が完了しているか否か」のみです。調査、記入、校合など詳しい進捗状況が知りたい方は最寄りの法務局へお電話ください。

 

 

アップデートした申請用総合ソフトを以前のバージョンに戻す。

申請用総合ソフト 2.6A から 2.7A へアップデートするとトラブルが発生するという事務所が多いようですね。その原因がパソコンのセッティングだった場合、根本的な解決にはならないと思いますが、一時的な回避方法としてアップデートしたバージョンを以前の状態へと戻してみましょう。

注意:新規でインストールした申請用総合ソフトのバージョンをダウングレードすることはできません。

プログラムの追加と削除から申請用総合ソフトを変更と削除する
方法は簡単です。コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」から申請用総合ソフトの変更と削除ボタンを押すだけです。(Windows 7の場合はプログラムのアンインストールから)

申請用総合ソフトの保守しばらくすると申請用総合ソフトの保守という画面が表示されるので「アプリケーションを以前の状態に復元します。」がチェックされていることを確認してOKボタンを。

アプリケーションは復元されましたアプリケーションは復元されましたというウィンドウが表示されればダウングレード成功です。

申請用総合ソフトバージョン情報(2.6A)申請用総合ソフトを起動し、バージョン情報を確認すると2.6A(2.6.1.35)になっています。

ちなみに、この方法は1度までしか申請用総合ソフトの更新履歴を遡ることができないようです。

しばらく様子を見てソフトが安定(またはパソコンのセッティングの見直し)してきたら ShinseiyoSogoSoft フォルダをバックアップし、同じ方法から申請用総合ソフトを削除 →新規インストールした方がいいかも。

 

 

 

登記・供託オンライン申請システムのメール設定。

メールの受信内容選択

登記申請時に法務局から届くたくさんのメールに困っている方はいませんか?

ネットでメールアドレスを登録する際に注意しないといけないこと。登録したメールアドレスへメールマガジンや広告を購読配信するか否かを任意で設定する必要があります。

登記・供託オンライン申請システムでも同じです。かんたん証明書請求からログインした後、右上にある「申請者情報変更」をクリック。メールの受信内容選択の項目を「全てのメールを受信」から最低限必要である「補正通知発行のお知らせ」だけチェックしておくと煩わしいメールから解放されますよ。

申請用総合ソフトを常時起動更新している方は補正通知も必要ないですね(笑)

 

司法書士事務所向けウェブサービス。

請求書・概算見積書作成ソフト司法書士事務所向けの面白いウェブサービスを見つけました。司法書士事務所や土地家屋調査士向けにオンライン申請サポートを行っている上越第一コンピュータというところが公開している請求書・概算見積書作成ソフトのページ。

種別、報酬額、登録免許税、日当、他費用を入力し計算ボタンを押し、作成ボタンを押すとPDFが出力(請求書1枚、領収書2枚)されます。見積書入力と請求書入力の切替えも可能。

目から鱗のウェブサービス。なんですけど、登録制のオンラインサービスではないのでデータを残しておくことはできません。まあ、登録してデータを保存閲覧できたとしても個人情報等が含まれたデータを外に置いておくのは怖いので利用は見送るとは思いますが(笑)

何かに使えないかなー??出先で問合せがあったらiPhoneやiPadで見積書を作成してメールを使ってPDFを添付とかかなぁ??

 

 

Dropboxを使ってShinseiyoSogoSoftを共有する。

Dropbox といえばオンラインストレージサービスのなかでもメジャーなので、今更かよーと感じるかもしれませんが、その弱点は共有したいフォルダをDropbox用のフォルダに入れないと機能しない点。

Dropboxの容量を増やす(スタートは2Gから)べく、コツコツ地道に育ててきたユーザにとってはShinseiyoSogoSoftフォルダを共有できないためSugarSyncに流れていった方もいると思います。

そこで見つけたのが、この記事。

Dropbox で任意のフォルダを同期したい?

難しいことはチンプンカンプンですが、Doropbox Folder Syncというソフトを使えばShinseiyoSogoSoftを楽に共有できるということでインストールしてみました。

Dropbox Folder Syncオフィシャルサイトにも書いてありますが、Dropbox に入れたいフォルダで右クリックして Sync with Dropboxを選択するだけ!

すでにDropboxアカウントを持っていますで、共有したいパソコンにDropboxをインストールし、同じアカウントでログインするだけ。

'ShinseiyoSogoSoft'をDropboxに追加ログインするとマイドキュメントにあるDropboxフォルダのなかにバックアップされたShinseiyoSogoSoftがダウンロードされます。

が、この方法で共有すると(Dropboxのフォルダに入ることになるため)LANからのローカルネットワーク共有はできなくなります。加えて、同時起動が可能だと思う(マイドキュメントにダウンロードするから)ので保存する際に手違いでデータが消失するかもしれません。(未確認)

ご注意を。Dropboxifierというソフトもあるようですが、試してみようと思っている方は自己責任でお願いします。

アカウント登録がまだの方はこちらのリンクからどうぞ。招待者である私と登録してくれたあなたに500MBのスペースがプレゼントされるので2.5GBからスタートすることになります。ボーナス獲得もゲーム感覚で楽しいですし、iPhoneやiPadでも気軽に使えるのでオススメです。

 

今日もダウンしてたみたい。

 

 

SugarSyncを使ってShinseiyoSogoSoftを共有する。

今まで非力なマシンを使っていたので利用していませんでしたが、遅まきながらオンラインストレージサービスのSugarSyncに登録してみました。細かい説明は省きますが、登録するとネット上にある5GBの容量が自由に使えます。無料で。そう、クラウドってやつです。

登録がまだの方はこちらから登録(ジャンプしてSugarSync 5GB無料プラン今すぐお試しをクリック)してください。招待者である私と登録してくれたあなたに500MBのスペースがプレゼントされるので5.5GBからスタートすることになります。各種ボーナスもあるので、そちらもお試しください。

アカウントを登録したらパソコンにSugarSyncマネージャをインストール。同期するフォルダが表示されたら「ShinseiyoSogoSoft」を探してOKボタンを押してください。

SugarSync同期中右下にこのような表示があると同期中なので、しばらくお待ちください。

SugarSync同期完了鳥のマークが表示されたら同期完了です。ShinseiyoSogoSoftフォルダのバックアップファイルがクラウド上にできました。次の作業に進みます。が、これから先の作業は自己責任でお願いします。

SugarSyncまず、共有したいパソコンからSugarSyncのインストーラーをダウンロードし、インストール。すでにアカウントをお持ちですが?から登録済みのメールアドレスとパスワードを入力し、ログイン。

SugarSyncセットアップわかりやすいアイコンを選び、名前を入力。

SugarSyncフォルダを選択このパソコン上には同期するフォルダはないのでチェックを外し、進むとセットアップが完了します。

同期フォルダの管理インストールが完了し、始めの同期が完了したら鳥マークから同期フォルダの管理をクリック。

ShinseiyoSogoSoft同期他のコンピュータのなかにShinseiyoSogoSoftのフォルダがあるので、選択すると同期が表示されるのでクリック。

マージされます他のコンピュータ上の「ShinseiyoSogoSoft」フォルダは、次のフォルダとマージされます。というウィンドウが立ち上がるのでOKボタンを。

ShinseiyoSogoSoftを二台のパソコンで使うこのようになれば設定はオッケーです。申請用総合ソフトをオフラインで起動し、ファイルパス設定を確認してください。

ShinseiyoSogoSoftを三台のパソコンで使うこの方法で複数台のパソコンでも利用可能です。が、キャン事務所では読込み速度、ShinseiyoSogoSoft.lock、セキュリティ上の安全性などを考慮した結果、利用は見送ることにしました。

 

 

LibreOfficeで外字を挿入する方法。

以前書いた「法務省の戸籍統一文字情報を利用して書面申請書に外字を挿入する」のLibreOfficeのバージョン。だいたい似たような感じなので、これと言って説明を加えることもありませんが、1つだけ注意点があるので追記。

まずは法務省の戸籍統一文字情報から外字を検索し、コンピュータ内に分かりやすい英字で保存しておいてください。拡張子は何でも構いませんが、とりあえずPNGでオッケーです。

ファイルから画像を挿入メニューバーの挿入から画像 > ファイルから…をクリックし保存した画像データを読み込む。

右クリックから画像を編集読み込んだ画像にポインターを置き、右クリックから画像を選択。

折り返しなし折り返しタブから「折り返しなし」を選択。

トリミング表示倍率つぎに、トリミングタブを開き、表示倍率の幅と高さをそれぞれ8%(MS P 明朝 12ポイント)に設定し、OKボタンを。

ここまではWordと似たような感じなので問題ないと思います。Wordと異なるのは文字と修正したデータを置き換えるのではなく、文字に修正した画像データを重ねるという点です。色々と試してみましたが、これが一番違和感ないかな?という印象。

外字を挿入上が入力した文字で、下がその上に画像を重ねたものです。繰り返しになりますが、、調査する担当者が外字に気づかない可能性は否定できないので、気になる方は申請書の外字以外のフォントを予め明朝体以外のものにしておいた方が親切かもしれません。

 

 

LIbreOfficeで文字の均等割付けをする。

LibreOfficeへ移行するにあたっての問題点。それが「文字の均等割り付け」です。文字の間隔を広げることはできますが、ポイント(pt)表示なので文字数で把握しづらいのがネック。

空欄を入れてそれっぽく誤摩化したり、表を挿入し両端揃えにしたりする方法もあるようですが、ちょっとめんどくさい(笑)

てなわけで、Google先生に聞いてみるとOpenOffice.org日本ユーザー会のメンバーがマクロを使った均等割付けのエクステンションを公開していました。

文字の均等割付マクロ

プログラムについては無知なので、一見すると何が何だかわかりませんが、リンクページの下にある「JapaneseJustify.oxt」をまずダウンロードしてください。

機能拡張マネージャーダウンロードしたファイルをダブルクリックすると機能拡張マネージャーが立ち上がるので、そのままプログラムをインストール。もし自動でLIbreOfficeが起動しなければ、ツール > 機能拡張マネージャーからインストール可能だそうです。

ツール>カスタマイズつぎに、均等割付けのためのボタンを設置します。ツールからカスタマイズをクリック。

ツールバー追加カスタマイズのツールバータブをクリック。書式設定のツールバーに追加します。保存先がLibreOffice Writerになっていることを確認し、追加をクリック。 JapaneseJustifyマクロ追加範囲の項目からLibreOffice マクロ > マイマクロ > JapaneseJustify > Module1をクリックすると8つのコマンドが表示されるので、Kintoを選択し、追加ボタンを押したあとに閉じるボタンを。

名前を変更とアイコンの変更そのままでも構わないですが、見栄えがよくないのでアイコンと名前を変更し、場所をわかりやすい位置へと移動。キャン事務所ではアイコンをスマイルマークにし、名称は「文字の均等割付」に。場所は両端揃えの後ろに配置しました。

文字の均等割付割付ボタンを押すとこんな感じになります。ちなみに、マクロで均等割付けしているので JapaneseJustify.oxt をインストールしていない LibreOffice、Microsoft Wordでも均等割付けされています。

また、メニューバーへ同マクロを追加したい方はカスタマイズからメニュータブの書式のなかにある「セクション」の下に保存してください。メニューに追加しているとAlt+(O)+(K)とキーボード操作するだけで割付ウィンドウが表示されるので便利です。キーボードの順番からオッケー(OK)と覚えてください(笑)

なお、追加した名前と場所は上記リンクにある「均等割付サンプルテキスト.odt」を参考にしています。

 

 

作者のはにゃ?さん、satoさん、鎌滝さん、この場を借りて御礼を申し上げます。ありがとうございました。

追加

(注意)LibreOfficeを3.6.5から4.0にアップグレードすると使えなくなるようです。

解決しました! > LibreOffice 4で文字の均等割付ができるようにマクロを修正する。