知らない人は意外と感じるかもしれませんが、物件や家屋の所有者等を記す登記事項証明書は地番さえわかれば、最寄りの法務局で誰でも請求できます。現在では登記簿はコンピュータ化されているので全国どこでもオッケーです(コンピュータ化以前の登記簿は不可)
那覇で暮らしていれば一度は行ったことがあるでしょう。ファッションビル(死語)のMAXYと那覇タワー。以前は立体駐車場だったそうで。私も青春時代の思い出がたくさん詰まっている大切な場所のひとつです。めっきり足を伸ばすこともなくなりましたが人間の疑問と追究心は際限がありません。良い悪いは別として。傍観するのは楽しいですね〜(違)
拙サイトのトップページに載せているコラム、そろそろ1ヶ月経つので更新したいがネタがない。まあ従来はネタがあるときだけ存在するコーナーだったんで無理にネタをひねり出すこともないんだけど、なくすとレイアウトが左右アンバランスになるのが少し問題。
— TOWER FANTASIAさん (@TOWER_FANTASIA) 7月 18, 2012
那覇タワーの不動産登記簿謄本をネット経由で取得しようとしたら全然違う建物に誤爆して約400円の無駄遣い。横着してブルーマップを参照しないとこうなる。ええ、わかってましたとも(涙)。月曜日に国会図書館で下調べしてから再チャレンジします(^_^;
— TOWER FANTASIAさん (@TOWER_FANTASIA) 7月 20, 2012
那覇タワーの建物部分の不動産登記簿謄本を今度こそ取得した。抵当権が何重にも設定されていたり差押だの競売だの所有権移転だのと、記載事項がやたらに複雑なんだけど、所有者の移転についてはおおむね拙サイトのゼファー那覇タワーの概略欄で書いた通りの変遷だった。
— TOWER FANTASIAさん (@TOWER_FANTASIA) 7月 24, 2012
まず宝観光開発が1999年に破産したあと、競売によってコンパドールが2001年に取得。その後2005年に通常の売買で大里総合建材の所有に。さらに通常の売買で2006年にゼファーの所有となった。昨年、イントランスに転売されているはずなのだが登記簿には記載がないのが疑問ではある。
— TOWER FANTASIAさん (@TOWER_FANTASIA) 7月 24, 2012
まず宝観光開発が1999年に破産したあと、競売によってコンパドールが2001年に取得。その後2005年に通常の売買で大里総合建材の所有に。さらに通常の売買で2006年にゼファーの所有となった。昨年、イントランスに転売されているはずなのだが登記簿には記載がないのが疑問ではある。
— TOWER FANTASIAさん (@TOWER_FANTASIA) 7月 24, 2012
登記簿の「権利部(甲区)」の最初の記載は所有権の移転で、1989年に持分65%が高良定尚氏、18%が合資会社那覇給油所、17%が合資会社那覇自動車学校の所有となった。このときの売り主がたぶん宝観光開発なのだろう。高良定尚氏は宝観光開発の代表取締役である。
— TOWER FANTASIAさん (@TOWER_FANTASIA) 7月 24, 2012
1998年に相続によって高良定尚氏の持分は宝観光開発破産当時の代表取締役である尚英氏に移転。この年すでに那覇タワーは那覇給油所、那覇自動車学校の持分も含めて差押の処分を受けており、那覇地裁によって競売開始が決定されている。給油所と自動車学校は現存しないようだが宝グループの企業か?
— TOWER FANTASIAさん (@TOWER_FANTASIA) 7月 24, 2012
そんなわけで登記簿からはこれといった新事実は見出せなかったわけだが、時系列がある程度はっきりしたことだけでも収穫と考えておくことにします。拙サイトの記述もそのうちこっそり直しとこ。
— TOWER FANTASIAさん (@TOWER_FANTASIA) 7月 24, 2012