PayPal Hereを導入するために(企業向け)

iPhoneを使えば何でもできちゃう時代になりました。メールアドレスだけでオンライン決済ができるPayPalがiPhoneを使ってカード決済をするための専用カードリーダーをソフトバンクショップから販売しているそうで。

PayPal Here

PayPal Here | ソフトバンクモバイル

ソフトバンクで(法人)契約してないと購入はできないようですが、動画を見ると子どもの頃にイメージしていた近未来が音を立てて近づいてきそうでわくわくしてきますね。自分が思い描いていたことが現実化する喜び。小さな個人商店でも購入者にカード決済という選択肢を与えられるのは大きなメリットかもしれません。

が、法人の場合はソフトバンクショップで購入契約する際に以下の書類がいづれか1点必要となるそうです。

登記簿はコンピュータ化されているので、厳密に言えば登記簿謄本ではなく登記事項証明書と呼ばれている書類のことです。法人の場合だと現在事項証明書または履歴事項証明書。今回の契約であれば現在事項証明書を法務局で請求すれば問題ないと思います。

が、実はこれらの書類も実はiPhoneからでも請求することが可能というから便利な世の中になりました。かんたん証明書請求にログインし「会社・法人情報を直接入力する」から会社法人番号(半角数字)または会社・法人情報を全角文字で入力してください。

郵送も可能なので法務局へ足を運ぶ必要もありません。ちなみに印鑑証明書は専用の端末に印鑑カードを差し込まないといけないので法務局でしか請求できません。

さあ、この機会に今すぐ登記・供託オンライン申請システムでアカウントを取得してみよう!←これが言いたかった(笑)

 

商業・法人登記簿謄本,登記事項証明書(代表者事項証明書を含む),印鑑証明書の交付等の申請

 

追加:PayPal以外でスマートフォンからクレジットカード決済ができるサービス

 

登記事項証明書の請求、決済、受領のスマートフォン対応を望む。

以前の記事、かんたん証明書請求から申請した登記事項証明書を窓口受領する。の続編になるかもしれません。

法務局内に私書箱が設置されている司法書士以外の方がインターネット経由で登記事項証明書を請求するとき、窓口受領をする際は支払いが完了しているということを示す「電子納付情報表示」という画面をプリントアウトし、法務局へ持参する必要があります。

納付の確認だけであれば、かんたん証明書請求へログインしてiPhoneを見せるだけで受領できないかなー?できたらうれしいなーという淡い期待を込めて試してみました。が、当然ながら「受領の控えが必要」とのことでできませんでした(笑)

 

でも、、、もしこれが実現できて、電子納付だけでなく窓口納付もオッケーになれば法務局の窓口業務は大幅に簡素化されて経費が削減できると思うんだけどな〜。法務局はメンテナンスが必要な登記事項証明書等発行請求機をたくさん導入する必要もないでしょうし、登記事項証明書が必要な人は事前にアカウントを作成しておくだけで法務局へ足を運ぶ前に請求できるので待ち時間も必然的に解消される。登記事項証明書等発行請求機が必要になるのは印鑑証明書の請求くらい。

どうしても控えが必要なのであれば、電子納付情報表示をPDFにし、AirPrint対応のプリンターを設置すれば対応できます!このPDFに収入印紙を貼れば窓口納付も可能のはず。

法務局で登記事項証明書を請求すると700円。オンラインで請求すれば550円。150円はバカにできませんよ…。荒唐無稽に感じるかもしれませんが、それくらいケータイはパソコンよりも身近にある存在ということ。ケータイがスマートフォンへと移行することによって、選択肢が増え、ネット経由でできることも増えてきているということ。

登記情報提供サービスのシステムを援用したら今すぐにでも実現できるんじゃないかな?専用のアプリでもいいね。是非とも検討してくれないかな〜、どっかのえらい人!サイトへのアクセスと利用者が倍増しますよー(笑)

 

電子マネーや、おサイフケータイPaypalなどなど。多くの人が利用している既存の技術を使ってスマートフォンからスムーズに決済できるようになれば、収入印紙もいらな…モゴモゴモゴ(笑)