オンラインで類似商号調査。

以前、法務局に設置されている商号調査端末についての記事を書きましたが、実はこれ、法務局まで行かずしてインターネットから類似商号を調べることもできるんです。

登記情報提供サービスのサービスには明記されていませんが、キーワード検索システムを逆手にとった裏技っぽい方法です。まずは登記情報提供サービスにログインし、商業・法人請求タブをクリック。

会社法人キーワード検索検索方法の「キーワード検索」のラジオボタンをチェック。本支店・事務所の所在選択から調べたい市町村を選び、キーワードをカタカナで入力し検索。※例として「オキナワ、ホウム、トウキ」で検索しています。

類似商号ナシ

類似商号の該当がなければ上記のような画面が表示されます。調べ方のコツが必要ですが、慣れたらとても便利ですね(笑)

 

 

 追加

法務省のサイトにページが追加されたようです。上記記事では登記情報提供サービスで紹介していますが、登記・供託オンライン申請システムでもオンライン登記情報検索サービスが使えるようになったので、同じように検索が可能です。

 

キラキラ商号。

うしマンション

なぜこの名前にしたんだ!? キラキラ社名が大集合

きゃん事務所では会社設立の登記も承っています。ので、なかなか興味深い記事。キラキラネーム(DQNネーム)は聞いたことがありますが、キラキラ社名というのもあるんですね〜。感じ方やこだわりは人それぞれ。

沖縄でも負けず劣らず個性的な名前の会社はたくさんありそうな気がします。ビルの名前やお店の名前を注意して眺めてみるとユニークな名前が多くて面白いですよ(笑)

 

 

 

沖縄県内で官報を購入する、公告を申込む。

あまり知られていませんが、官報は県内でも購入することができます。県内では那覇市内に2カ所。

沖縄県官報販売所

パレットくもじの1階にある沖縄県官報販売所がとてもわかりづらいので補足。美栄橋郵便局からOTV方面へ川沿いに進んでいくと左手に業者搬入口があります。運搬用の坂を昇った奥にひっそりとたたずんでいますよ(笑)

 

インターネット経由での公告申込みはコチラからどうぞ。

商号調査端末。

商号調査端末

以前は類似商号を調べるため、あらゆる商号を想定して法務局で分厚い商号調査簿(会社法人等番号一覧表)とにらめっこしていました。現在は那覇地方法務局の窓口にある商号調査端末をタッチするだけ(笑)

この商号調査端末は以下の業務の案内についても表示されるので、那覇地方法務局へ足を運ぶ機会があれば試してみるといいかもしれません。那覇だけでなく、宜野湾、沖縄市、名護、石垣、宮古島にもあると思います。

ちなみに、以前使用していた商号調査簿も変わらず棚に置いてありますが、更新されていないとのこと。端末の上部に書いてある『「那覇」は外字を使用しているため「_」(アンダーバー)に置き換えて表示されます』というのが目を引きますね。

  • 登記に関するQ&A
  • 各種申請書・記載要領
  • 管轄のご案内
  • マンションの部屋番号・家屋番号検索(見当たらず)
  • 住居表示・地番検索(見当たらず)
  • 抵当権の抹消
  • 相続の登記

 

参考:Q490.会社設立時における類似商号の調査が本当に不要かどうか教えてください。

 

 

 

 

表記のゆらぎ。

正しい登記を迅速に!が司法書士の鉄則です。ちょっとしたことかもしれませんが、とても興味深い質問ですね♪

会社法を読んでいて・・・
会社法を読んでいて、気づいたことがあるんですが、
31条4項、318条3項、442条2項 では、
「請求に応じる」という文言が使われていて、
378条2項、463条1項、630条1項、634条1項 では、
「請求に応ずる」という文言が使われています。

他にも探したらあるのかな?笑。

司法書士の報酬は高い?

弁護士と同じ国家資格だからでしょうか。誤解されているなーと稀に感じる司法書士のイメージの一つに「司法書士って儲かるんでしょう?」とか「司法書士に委託すると高くつくから…。」というものがあります。

各種書類の作成料に相談料、旅費など。事件内容にもよりますが、たしかに請求額だけを見ると高額な場合もあります。しかしながら、私たち司法書士が請求する費用のほとんどは登記申請の際、国に納める登録免許税という「税金」なのです。

なので、申し訳ありませんが、この税金は一部の特例(もし軽減が可能であれば行っています)を除いて安くすることはできません。また、当たり前の話ですが、このお金は司法書士の懐には一銭も入ってきていません(笑)

もし、費用について不明瞭な点があれば、司法書士事務所の担当者へ直接尋ねてみましょう♪

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