iPhoneでコンビニ証明書をスキャンする。

昨日コンビニ交付についての記事を書きましたが、はい、ここからが本番です(笑)

コンビニ交付のスクランブルを証明書復号画像表示システムで解除したいからと言って、パソコンを起動し、Acrobat を立ち上げ、プリンターと接続し、トレイに原稿を載せ、ブラウザを立ち上げ…るのは手順が多すぎて物凄く億劫。スキャナーが手元にない場合は購入から始めないといけないという…。

そんなときに感じるのが「 iPhone だけでサササーッとできたらなー」という物臭ワード(笑)これで大幅な短縮になるはず。てなわけで重い腰をあげて調べてみましたよ。

証明書復号画像表示システムで利用するなら Genius Scan がオススメ!

スマートフォンに付属のカメラで撮影して PDF を作成してくれるアプリはそれこそ山のようにありますが、私が試したのは「CamScanner」と「Genius Scan」の二種類。どちらも Android 版があります。> CamScannerGenius Scan

2つとも無料で似たようなアプリですが、結論から言えば Genius Scan で作成した PDF でしかスクランブルを解除することができませんでした。たまたまかもしれませんが、Genius Scan の方が若干精度がいいような気がします。

WiFi 経由でデータをダウンロードできたり(WiFi Sharing)やクラウドに保存できるということですぐにアドオンを購入。詳しくは AppBank さんの記事を参照してください。

設定は「Page Dimention」を「A4」にするだけ。ブラウザ経由でダウンロードした PDF データを昨日の記事を参考に Acrobat やプレビュー.appで JPEG に変更してスクランブル解除してください。おつかれさまでした。

証明書復号画像表示システムはモバイルブラウザからでは使えない

iPhoneから証明書復号画像表示システムにアクセスするなんだ、やっぱりパソコンを使うんだろ。ええ、私も思いましたよ。Genius Scan で撮影修正したデータを JPEG で保存できるってことは… Safari で証明書復号画像表示システムにアクセスすればそのままスクランブルを解除できるんじゃないの???って。

iPhoneから証明書復号画像表示システムでスクランブルを解除したらエラーが表示されたしかし、手持ちの iPhone 4S のカメラの画素数は 800 万画素。つまり、3250 x 2450 サイズまでしか撮れないんです。ミリ換算すると 275.16 x 207.43 。A4 サイズは 297 x 210 なのであとほんの少しだけ足りない(涙)

ちなみに、証明書復号画像表示システムの要件通りに 300dpi の A4 ファイルということであればピクセル換算すると 3508 x 2480 となり、870万画素が必要のようです。iPhone で誰でも気軽にスクランブルを解除できるんだったらホーム画面に追加するのに。

まとめ

コンビニ交付をもっと普及させるためにも 300dpi という解像度設定をスマートフォン向けに検討してもらいたいなー。というか証明書復号画像表示システムにアクセスするのも面倒なので、専用アプリを作ってもらっても構わないですよ(笑)

 

 

 

コンビニで発行された証明書の概要。

9月より沖縄県でも南風原町でコンビニ証明書が開始されました。住基カードを登録していれば、役所まで足を運ぶことなくコンビニに設置されているマルチコピー機で誰でも気軽に必要な証明書を出力できるという夢のようなサービスです。

しかしながら、取り扱う側には持ち込まれた証明書が役所が交付する証明書と同じものである(偽造、変造、改ざんがない)ことを確認する必要があるそうで。トラブルは未然に防ぎたい関わりたくないとは言え、ずいぶん自分勝手な話ですよね(笑)

コンビニエンスストアにおいて交付された印鑑証明書及び住民票の写しの取扱いについて(平成22年1月29日 法務省民二・民商第240号)

印刷技術が格段に進歩している現在、目に見えているものさえ信じれば大丈夫という判断はできなくなってきています。役所で交付してもらった証明書であっても念頭に置いた方がいいのかもしれません。

コンビニ交付の証明書に偽造・変造・改ざんがないことを確認する方法

さて、コンビニ交付がスタートして3年。サイトにもあるのでご存知の方も多いとは思いますが、コンビニ交付された証明書に偽造、変造、改ざんがないことを確認する方法は3つあります。

  • コピーをすると「複写」というけん制文字がでる
  • 裏面にあるスクランブル画像を解除し、表の証明書と比べる
  • 赤外線でしか反応しない文字が埋め込まれた桜の画像(偽造防止検出画像)

スクランブル解除を行っています。しばらくお待ちください 色々と検証してみた結果、証明書の裏面をスキャンし、証明書復号画像表示システムからスクランブルを解除して表面と照らし合わせればオッケーじゃないかなという気がしないでもありませんが、出力交付時にけん制文字がでることもある(けん制文字が表示されていても偽造防止検出画像が生きていれば本物だといえる)そうです。

証明書復号画像表示システムの注意点と問題点

証明書復号画像表示システム各種エラー証明書復号画像表示システムはとてもシビアにできています。ファイル形式(JPEG)はもちろんのこと、解像度(300dpi)とサイズが少しでも異なるとエラーとなりスクランブルを解除することができません。

証明書復号画像表示システムでスクランブルを解除したPDFまた、キャン事務所で使っているコピー機は古いものなので証明書をコピーしてもスクランブルは解除できませんでしたが、、コンビニのマルチコピー機でコピーした証明書ではけん制文字は表示されたままスクランブルの解除はできました。当然ながら偽造防止検出画像は死んでいます。

PCWAD005Action.do証明書復号画像表示システムからスクランブルが解除された証明書(PDF)をダウンロードすると PCWAD005Action.do というファイルがダウンロードされますが、拡張子を「do」から「pdf」へと修正しないとPDFとして表示することはできません。

コンビニ交付の証明書をスキャンする

パソコン環境や機器によって方法はいくつかありますが、司法書士事務所であれば電子署名でも利用している Acrobat を使うといいでしょう。Acrobat を起動し、作成 > スキャナーから PDF > カスタムスキャン。スキャンしたらファイル > 名前を付けて保存 > 画像 > JPEG から保存。詳細設定も可能ですが、300dpi で読み込んでいるためか試しに変更してみたらエラーがでました。

ちなみに、Acrobat の解像度は「ピクセル / cm」とあるので、dpi(ppi)にする場合はこちらのサイトを参考にしてください。PDF から JPEG への変更は Adobe Reader でもできるそうです。

PDFを書き出してJPEGにMac のプレビュー.app であればファイル > 書き出す フォーマットをJPEG、解像度を300にすればオッケーです。

 

 

Ubuntu で電子署名をする。

JSignPdf for Ubuntu釣りタイトルになってしまい、ごめんなさい。結論から言えば私の力(初心者)では Linux 版の JSignPDF では電子署名できませんした。が、ネット上には情報が皆無なので、とりあえず分かったところまで綴ってみます。使用した OS とバージョンは Ubuntu 12.10。

まずは端末を開いて Oracle Java 7 Runtime をインストール。

sudo add-apt-repository ppa:webupd8team/java
sudo apt-get update
sudo apt-get install oracle-java7-installer

次に、サイトから Zip ファイルをダウンロードし、展開。

Oracle Java 7 Runtimeで開くjsignpdf-1.4.4 の中にある JSignPDF.jar を右クリックで開き「Oracle Java 7 Runtime で開く」で起動。ちなみに OpenJDK Java 7 Runtime では開けませんでした。

と、ここまではわかったのですが、Mac版のときと同様に電子証明書が PKCS12 で読み込めず…。電子証明書をクリックすると Gnome2 KeyStorage か User KeyStorage にインポートできるようですが、どこに格納されているか把握できず…。JKS(Java Key Store)にインストールするのかな?

これで電子署名できれば OS もフリーで行けるのに。うーむ(笑)申請用総合ソフトも Wine で動くようにできたら嬉しいんだけど。

 

Macで電子署名をする方法。

昨日の続き。JSignPDF Windows 版を使って PDF に電子署名することができたので、次は Mac 版で試してみることに。要領は同じだと思っていたのですが、これがまた一筋縄ではいかず、とてもややこしかった。

注意:試行錯誤の末、電子署名はできましたが残念ながら以下の方法での再現確認ができていません。私が以前施した独自の設定や気がついてない設定が影響して署名できた可能性もあります。ご注意ください。

司法書士電子証明書をキーチェーンにインストールする

まずは事前準備。利用ツールを起動。電子証明書ダウンロードツールを使って PIN を変更した司法書士電子証明書を Mac のハードディスクにコピーしてください。

拡張子が .p12 のファイルをクリックするとキーチェーンアクセス.appが起動するので、電子証明書のPIN(パスワード)を入力し、インストール。場所はログイン項目でいいのかな?

JSignPDfを設定する

JSignPDF for Macつぎに JSignPDF を起動。

キーストアタイプを PKCS12 ではなく、KEYCHAINSTORE に変更してください。キーストアファイルはユーザライブラリのなかの … Library/Keychains/login.keychain (他のファイルでもできたけど)に。キーストアパスワードは Mac のログインパスワード(アカウントパスワード)です。

つづいて、詳細設定表示のラジオボタンをクリック。

フレンドリ名はキーチェーンにインストールした司法書士電子証明書(利用会員氏名)をローマ字で入力。半角スペースの入力は Shift キーを押しながらスベースボタン。キーパスワードはインストールした電子証明書の PIN を入力。

最後にハッシュアルゴリズムを SHA1 にすれば設定はオッケー。入力、出力、可視署名設定は Windows のときと同様です。

JavaApplicationStubは、キーチェーンのキーを書き出そうとしています。Sign Itすると「JavaApplicationStubは、キーチェーンのキーを書き出そうとしています。」と表示されるので許可をクリックしてください。お疲れさまでした。

Macで電子署名する際の問題点

一件落着のようですが問題点もあります。出力された PDF に付与した電子署名を確認検証することは残念ながら Mac ではできません。でも、問題と言えばそれくらい。

SkyPDF Professional 2012でも電子署名できそう

ちなみに、設定を少しずつ変えた委任状を那覇公証センターで確認してもらったところ、送信された PDF の電子署名を公証センターで検証(手動)できれば問題ないとのことだったので、前回試してみた SkyPDF のエラーは私の設定ミスがあったのかも。

Mac でも作業ができます!

以上で登記に関する作業は Mac でもできるようになりました。しかも無料で。申請用総合ソフトは未だ対応していません(対応する予定もないと思います)が、商業・法人以外は書面申請なので特に問題なし(笑)

なお、LibreOffice の機能拡張については負荷がかかりそうなので試していません。もし上記の方法で電子署名できない場合は最新の Java をインストールしてみてください。

私の OS は OS X Mountain Lion 10.8.3 です。何かのヒントになれば幸いです。

追加

バージョンアップして表示されなくなった場合はコントロールキーを押しながらタップしてコンテクストメニューの中にある「パッケージの内容を表示」から Contents > Resources > Java > JSignPdf.jar から起動すると表示されました。バグなのかな?

 

追加

JsignPDFは公的個人認証サービスの拡張子が対応されてないため残念ながら使えないようです。変換できないか調べてみましたがよくわからず。。キーチェインズに入れたらできるのかな?

追加

“JsignPDF.app”は壊れているために開けません。”ゴミ箱”に入れる必要があります。というメッセージが表示されてたら「すべてのアプリケーションを許可」にしてください。
 

 

JSignPDFを使ってPDFに無料で電子署名する。

昨日、Creative Cloud の話を書いたあとではありますが。

電子署名する方法は Acrobat だけじゃない!

今まで電子定款の PDF に電子署名する方法は Acrobat にプラグインをインストールする方法しかないと思い込んで諦めていました。業務で何度も使用するとは言っても、やはり高額な Adobe Acrobat。比較的安価な SkyPDF もありますが、それでも料金は発生するわけで。

ネット検索でも法律相談でもテレビ視聴でも。無料でサービスを提供することには理由があります。また、サービスに見合った対価を支払うということは「損」ではありません。なので私は無料だからベストだとは全く思いません。しかしながら、キャン事務所で使っている Acrobat では Mac から電子署名できない(電子署名は Windows 版のみ)のが一番の悩みのタネ。

ということで調べてみると、、、JSignPDF という便利そうなフリーソフトがあるではないですか!!Windowsはもちろん、Macintosh、Linuxにも対応しています。しかも日本語にもローカライズされているとな!早速試してみよう!

Windows 7 に JSignPDF 1.4.4 をインストール

英文なので詳しくはわかりませんが、元々は JavaScript というプログラム言語を使った OpenOffice.org のための機能拡張だったようで。oxt ファイルもありましたが、とりあえず Windows 用の最新版 JSignPdf_setup_1.4.4_wjre.exe をダウンロード

インストール方法は割愛します(笑)インストーラーを起動し、ラジオボタンを Accept に変更すればあとは流れのまま。

PDFとして直接エクスポート電子署名する前に電子署名をする PDF を予め準備してください。Word 文書を PDF にする方法はたくさん方法がありますので、各自で調べてみてください。キャン事務所では LibreOffice のツールバーにある「PDFとして直接エクスポート」のアイコンをクリックしました。

PDFに電子署名してみよう!

まずは Windows 版の使用方法から。日本司法書士会連合会の提供する電子証明書利用ツールを起動し、電子証明書が使えるようにしておきます(一応)

JSignPDF (version1.4.4)JSignPDF を立ち上げ、キーストアタイプを「PKCS12」に。参照ボタンからキーストアファイルを Gidtool のcertフォルダにある電子証明書を選択。電子署名する入力ファイル PDF を選択し、電子署名後に書き出すファイル名を出力欄に保存。ファイル名は日本語でも特に問題ないようです。 可視署名設定

可視署名をするにチェックを入れ、設定ボタンをクリック。職印のJPEGデータを読み込みます。あとで感じたのですが、このJPEG印影画像はイメージ項目ではなく背景イメージ項目に設定し、署名のフォントサイズを10.0からできるだけ小さい値にした方が見栄えはいいですね。 位置の確認位置の確認をクリックするとマウス操作で任意の場所に電子署名を付与することが可能です。設定が全て完了したら「Sign It」をクリック。

JSignPDF出力コンソールJSignPdf 出力コンソールに「Finished: Signature succesfully created.」と表示されれば電子署名はオッケーです。Windows XP でも同様に使うことができました。

今のところ Acrobat の製品版をダウンロード購入できますが、もし近い将来 Acrobat が年間プランに変更になるんだとしたらこれに変えてもいいかもしれないな。

参考までに

電子署名の規格については登記・供託オンライン申請システムにあるお取扱い可能な電子署名付きPDFファイルのページを参考にしてください。

 

 

追加

JsignPDFは公的個人認証サービスの拡張子が対応されてないため残念ながら使えないようです。変換できないか調べてみましたがよくわからず。。

 

Adobe Creative Cloud で会社設立の敷居はさがるかも。

Adobe Creative Suite の終焉

Adobe がソフトウェアのダウンロード購入を終了し、2013年6月より Creative Cloud年間プランへ完全移行するそうです。

えーっ!?移行はいいけど Acrobat はどうなるの?電子署名するためだけに Creative Cloud を購入しないといけないの?と気になり、念のためサイトをチェックしてみると、Acrobat は製品版をしばらく購入できるようですね。

PDF署名プラグインの方も Acrobat XI に対応したようで、ホッと一安心。ついでに付け加えておくと、色んなソフトが使うことができる Creative Cloud だけではなく、使いたいソフトのみを単体で年間購入することも可能です。

Creative Cloud は Mac でも Windows でも気にしないで使えるのが売り

さて、ここからが本題。この Creative Cloud を普段利用するクリエイターの方々が購入することによって何が変わるのでしょうか。

Creative Cloud だと Mac や Windows と言った機種を問わずにソフトを利用することができます。(複数のマシンへのインストール

今までは自分で電子定款を作成しようと思っても Acrobat の Windows 版を購入しなければいけませんでした。Creative Suiteに入っている Acrobat(Mac 版)で電子認証できずに泣きながら Windows 版を購入した方もいると思います。

賛否両論あるかもしれませんが、Creative Cloud はそんな気苦労から解放される夢のようなプランなんです。今まで敷居の高さから法人登記はせずに細々とフリーランスで活動していたクリエイターの方々もじゃあ、いっちょ代表取締役になってみるか!と新たな一歩を踏み出す…かもしれない(笑)

会社設立には当然ながら責任が伴うものなので軽はずみなことは言えませんが、起業したいと思った方ができるだけ費用をかけずに登記できるようになるんです。数年前、数ヶ月前と比べて敷居が下がるのは確実です。

じゃあ、司法書士は必要ないの?

念のため付け加えておくと、司法書士に依頼すると登記に関する様々なことを検索し、繋げる手間と時間が大幅に短縮することができるほか、気になる点や分からないことを気軽に相談できるので安心感が違います。

また、インターネットを活用した事業や東京や大阪などの大都市での起業ではなく、地域に密着した業種や職種の場合、地元で暮らしている人しか知らない特殊な事情を雑談から得ることができます。特に沖縄県では他府県と文化が大きく異なるので生きた情報を仕入れることはとても有益だと思います。はい。

以上、業務で使うことがない司法書士事務所には全く関係ないけど、Mac で電子定款認証というページを見て書かずにはいられなくなった Mac ユーザからのお話でした。

あと、誤解されると困るので書いておきますが、私は Creative Cloud を使ってないので、おそらく登記申請に使えるであろうというかなりアバウトな情報です(笑)

ついでなのでぼやき

申請用総合ソフトの Windows 8 での動作確認ができたそうです。法務省は申請用総合ソフトの Mac 版を開発するか、ウェブベースの申請方法(閉鎖された法務省オンライン申請システムみたいな感じ)を模索したらいいのにな。申請用総合ソフトに慣れちゃって、やり方を忘れてるけど。。

 

 

Acrobatが無料でダウンロードできるようになりました?

CS2ダウンロード

 

    注意:CS2必要システム構成

  • Mac OS X v.10.2.8~v.10.3.8。PowerPC® G4またはG5プロセッサを搭載したコンピューター
  • Microsoft Windows 2000/Windows XP日本語版。Intel Pentium IIIまたは4クラスのプロセッサを搭載したコンピューター

 

正直ビックリしました。Adobe IDを新規登録し、サインインすればAcrobat Pro 8.0、Acrobat Pro 7.0、Acrobat Standerd 7.0が無料でゲットできちゃうそうです(未確認)

ちなみに、喜屋武事務所ではAcrobat Standerd 7.0も使用していますが電子署名をするにあたって特に問題はありません。

が、Windows 7はシステム構成に含まれてませんので、ご注意を。インストールできない場合はAcrobatをアンインストールしてみてください。

 

追加: アクティベーションがないだけで無料ではないという情報もあるので注意してください。タイトルに疑問符を追加(笑)

追加:やっぱりアウトか。残念(笑)

 

  • Adobe® Creative Suite® 2 製品およびAdobe® Acrobat® 7のアクティベーションサーバーに関するお知らせ

 

 

 

 

 

SkyPDFだけで電子署名ができる??

どういうことだろう??

トライアル版ということは…SkyPDF Professional 2012もしくは SkyPDF Standard 2012のどちらかで登記申請を試して使えるかどうかの検証をしたということのはずですが、ブログにはSkyPDF Professional 2010に切換えたというタイトル??

SkyPDF Professional 2010だけど、文脈からすると電子認証キットPROは使ってないようなので、電子署名のプラグインが付属している SkyPDF Professional 2010 for legalではないはず。

SkyPDFによる電子署名2012のタイプミスかなーと思い、トライアル番を早速ダウンロードして電子署名してみましたが、Acrobatに「この製品では、検証はできません。Code=0x3f100001」というアラートもでてこないので電子署名ができてるかよくわからず。。。実際に申請してみないとはっきりしたことは言えないな。期限前までに試せると良いけど。

 

司コーポレーションの SkyPDF CA EDITION V4のことなのかなー??よくわからん。ちなみに、Acrobatで電子署名する場合、PDF署名プラグインをインストールしていれば電子認証キットPROを別途購入する必要はありません。

 

SkyPDFに初めて触れてみて、Acrobatをずっと使っているせいか SkyPDFは操作しづらい印象を受けました。署名と捺印の違いも把握しづらい上にハイブリッド署名というのもある。何をどう設定すればいいのかもわかりづらい(司法書士の電子署名設定を簡単にしたいのであれば for legalを使ってねってことか)。あと、デザインもウィンドウズのソフトっぽくてあんまり好みじゃないなー(笑)

あまり知らせていませんが、Adobe社の製品は1人のユーザが所有するパソコンに2台までインストールすることが可能(条件あり)です。

複数のマシンへのインストール

この製品では、検証はできません。問題。

この製品では、検証できませんAcrobatで電子署名するたびに表示される「この製品では、検証はできません。Code=0x3f100001」というSignedPDFからのお知らせ。わかりやすく読み解くと「SignedPDFには追加されている電子署名を検証する機能はありません。」という意味なのですが「できません」と表示されるとエラーと勘違いしちゃいますね。

このSignedPDFというツールは三菱電機インフォメーションシステムズというメーカーから署名機能限定版として提供されています。提供元のサイトを確認すると電子署名検証ソフトウェア MistyGuard<SignedPDF Verifier>というソフトがあるではないですか〜。

spdfv511.exe早速Acrobatへと追加インストールしてみることに。

SignedPDF Verifier Install Wizardすると、SignedPDF がインストールされています。SignedPDF をアンインストールしてから SignedPDF Verifier をインストールして下さい。とのアラート…。

電子署名検証が正しく行われましためんどくさいなーと思いながら仰せの通りにインストールし、電子署名済みのPDFを開くと「電子署名検証が正しく行われました。失効情報の検証は行われていません。」と表示され

署名済みであり、すべての署名が有効ですPDFの上部には署名済みであり、すべての署名が有効です。という気持ちの良い言葉を賜りました(笑)

SignedPDF Verifierがインストールされていますよし、このあとにSignedPDFをインストールすれば問題解決だ!と思ったのも束の間。SignedPDF Verifierがインストールされています。SignedPDF(署名機能限定版) のインストールを終了します。とのお達しがあったのでインストールは見送りました(涙)

 

 

セットアップタイプどうしても気になるという方はインストールの際のセットアップ時に Adobe Readerを選択すれば Adobe Readerでも確認可能(未確認)だと思います。法務局では恐らくこの方法で電子証明書を確認検証しているんじゃないかな?

追加:Adobe Readerに SignedPDF Verifier、Acrobatに SignedPDF を個別にインストールするという方法はできませんでした。

 

Adobe Readerの EchoSignに対応する SignePDFがリリースされたらうれしいなー。オンライン申請の利用件数も一気に増えそう。

Reader ヘルプ / PDF への署名

 

 

 追加

詳細は不明ですが、CRYPTOFILE PLUSが有する機能は、Windows 8の一般ビジネス向けエディション(Windows 8 Pro)にOS標準機能(Bitlocker)として搭載されるため未対応とのこと。気にせずに使えるということなのかな?

 追加

AcrobatにSignedPDFをインストールする(追加)

キャン事務所に新しく導入したWindows 7に登記申請のための各種セッティングをしたはずなんですが、合同会社の電子定款を法務局に送信したところ電子署名されてないとの補正通知。

あれれ??あれこれ悩みながら考えてみるとデフォルトの署名形式を設定し忘れていたという凡ミス。。って、以前の記事を確認しても、このことについては触れてないじゃないですかー(涙)

法務省が提供しているPDF署名プラグインの操作手引書を読んでいる方には何を今さらと感じるかもしれませんが、とりあえず追加情報を足しておきます。

Acrobat環境設定Acrobatにセコムトラストシステムズの電子証明書を取込んだら、メニューバーの編集→環境設定→一般をクリック。コントロールキーとKボタンでもオッケーです。

環境設定>セキュリティ>電子署名続いて、分類の項目にあるセキュリティをクリック、詳細環境設定をクリックしてください。

電子署名の詳細環境設定作成タブの中にある「文章の署名および暗号化時に使用するデフォルトの方法」がAdobeデフォルトセキュリティになっているのでSignedPDFに変更してOKボタンを。

これで設定は完了です。

Code=0x3f100001電子署名したPDFを開いた際に「この製品では、検証はできません。Code=0x3f100001」というSignedPDFのウィンドウが立ち上がれば法務局の電子署名対応になっています。

ちなみに、Acrobatはパソコンの管理者か管理者として実行でないと電子署名はできないそうです(未確認)