Acrobat や Adobe Reader で入力することができる PDF フォームの味を占めてからというもの、ODF で作成した書類は全てボツにし、法務局から PDF をダウンロードして作成していました。
が、委任状の文言に「印鑑証明書の原本還付の権限」についての記載がなかったので自作してみました。必要な方がいればお気軽にダウンロードしてください。使い勝手がいいように PDF フォームを差し込んでいます。
プリントアウトする際は B5 サイズで出力してください。
Acrobat や Adobe Reader で入力することができる PDF フォームの味を占めてからというもの、ODF で作成した書類は全てボツにし、法務局から PDF をダウンロードして作成していました。
が、委任状の文言に「印鑑証明書の原本還付の権限」についての記載がなかったので自作してみました。必要な方がいればお気軽にダウンロードしてください。使い勝手がいいように PDF フォームを差し込んでいます。
プリントアウトする際は B5 サイズで出力してください。
昨日、コンビニ交付証明書の裏面にあるスクランブルを解除するための PDF 読み込みを iPhone のアプリで行うエントリーを書きましたが、はい、ここからはチャレンジです(笑)
前述したとおり、コンビニ交付された証明書に偽造、変造、改ざんがないことを確認する方法は 3 つあります。けん制文字やスクランブル解除については手持ちの駒でどうにかなりますが、偽造防止検出画像については DIGITAL COWBOY DC-NCR13U か FIRSTEC FT-DR ZERO を購入しないと確認できないっぽい。
ポチッと購入するのは簡単ですが、やっぱり「 iPhone だけでサササーッとできたらなー」という物臭ワード(笑)てなわけで調べてみましたよ。これがいばらの道になるとも知らずに。
まずは情報を整理。コンビニ交付のサイトによると「目視で確認できる画像(可視画像)に加え、可視画像の裏に隠れている画像(潜像画像)が印刷されていて、特殊な画像確認器具を利用することで、潜像画像を確認することができる」そうです。
この特殊な画像確認器具というのが上記の DC-NCR13U や FT-DR ZERO になります。これらの機器が何かというと、目に見えない近赤外線を利用することによって暗い場所でも対象物を撮影することができる機器。スナイパーが使う暗視スコープや子守りのためのナイトビジョンも同じ原理のよう。
で、iPhoneでも使っている人はいないかなーと Google 先生に伺ってみるといくつかの情報がヒットしました。
なるほど、要するに IR フィルターを iPhone のフロントカメラ(前面)に装着すれば誰でも簡単に赤外線撮影が可能ということか。購入のため近場のカメラ屋さんに足を運ぶと、取り扱いはナシ。赤外線フィルターの原理的にはカラーセロファンでも似たような効果が得られますよ。という情報を得ました。
試しにカラーセロファンをフロントカメラとリアカメラに装着し、iPhone からテレビリモコンの送受信を見るとリアカメラでは写らない光がフロントカメラで捉えることができています。
うーん、いい感じ。ゴールは近いぞ。というか、レンズを赤色にするだけでいいのであれば(確認の度にテープを貼るのはみっともないので)アプリでいいのかも。
怪しげなアプリが多々あるなかでも使えそうな Night Eyes というアプリを購入。リアカメラとフロントカメラが使えてカラーフィルター効果も追加できる、私が必要だろうと思っていた機能を全て兼ね備えている優れものです。
しかし、フロントカメラでリモコンの送受信部の光は確認できますが、肝心の偽造防止検出画像が見えない…。IR フィルターを数種類購入してみて試してみてもやっぱり確認できない…。やっぱり赤外線ライトが必要なのか。
沖縄電子でパーツを購入して作ろうかとも思いましたが、取り寄せが必要(もちろん電子工作の知識も技術もありません)ということで、仕方なく赤外線 LED ライトを購入してみました。屋外での利用も懸念して持ち運びが可能な懐中電灯タイプ。
照射してみるのですが、カラーセロファンはもちろん、Night Eyes でも確認できず。IR フィルターも装着してはみましたが困ったことにリアカメラなので対象物がとても捉えづらいというオマケ付き。
だめだこりゃあ、つかえねえ。。。
心が折れかけていたそのとき、思い出したのが AirPlay ミラーリングの存在でした。Apple TV は持ってないけど軽い気持ちで検索。そして、見つけたのが Reflector という神アプリケーション。このアプリケーションを使えば、1日10分間だけではありますが、無料で AirPlay ミラーリングを利用することができます。ありがたいことに Mac 版と Windows 版の両方が用意されています。
感謝感謝。(試していませんが、AirServer という類似アプリもあるようです。)
潜像画像なんて本当はないんじゃないかと疑ったこともありました。しかし、ついにその姿を確認することができたのです。わかりづらいかもしれませんが、白枠のなかに「証」がうっすらあります。光源との相性のせいかフィルターは 76nm がわかりやすかったです。
本来の目的だと撮影がメインではないので AirPlay ミラーリングで位置を修正し、ライトを照らしながら左右に振るとその存在は確認しやすいです。が、これだと既製品をポチッと購入する方が楽。ハードルがものすごく高いですよね。
あーでもない、こーでもないと原因を探りつつ検証してみて感じたのですが、この偽造防止検出画像は本当に必要なのでしょうか。それくらい微妙感が漂う確認方法です。
誰でも簡単に偽造、変造、改ざんがないことを確認できるスクランブル解除のためのスマートフォンアプリを開発リリースし、コンビニ交付時には「けん制文字が表示されていたら再交付してください」と注意を促す方が親切なような気がします。
だいぶ長くなりましたが、わかりやすく書くと、偽造防止検出画像の潜像画像を確認するには IR カットフィルムが入っていないカメラ(主に Web カメラ)と IR フィルター、赤外線を照射するライトが必要。おそらく高出力タイプがいいと思います。
なお、ネット上には赤外線ライトの販売サイトもありますが、怪しげな商品(使用方法によって)には違いないのでリンクは省略しました。ご了承ください。
昨日コンビニ交付についての記事を書きましたが、はい、ここからが本番です(笑)
コンビニ交付のスクランブルを証明書復号画像表示システムで解除したいからと言って、パソコンを起動し、Acrobat を立ち上げ、プリンターと接続し、トレイに原稿を載せ、ブラウザを立ち上げ…るのは手順が多すぎて物凄く億劫。スキャナーが手元にない場合は購入から始めないといけないという…。
そんなときに感じるのが「 iPhone だけでサササーッとできたらなー」という物臭ワード(笑)これで大幅な短縮になるはず。てなわけで重い腰をあげて調べてみましたよ。
スマートフォンに付属のカメラで撮影して PDF を作成してくれるアプリはそれこそ山のようにありますが、私が試したのは「CamScanner」と「Genius Scan」の二種類。どちらも Android 版があります。> CamScanner・Genius Scan
2つとも無料で似たようなアプリですが、結論から言えば Genius Scan で作成した PDF でしかスクランブルを解除することができませんでした。たまたまかもしれませんが、Genius Scan の方が若干精度がいいような気がします。
WiFi 経由でデータをダウンロードできたり(WiFi Sharing)やクラウドに保存できるということですぐにアドオンを購入。詳しくは AppBank さんの記事を参照してください。
設定は「Page Dimention」を「A4」にするだけ。ブラウザ経由でダウンロードした PDF データを昨日の記事を参考に Acrobat やプレビュー.appで JPEG に変更してスクランブル解除してください。おつかれさまでした。
なんだ、やっぱりパソコンを使うんだろ。ええ、私も思いましたよ。Genius Scan で撮影修正したデータを JPEG で保存できるってことは… Safari で証明書復号画像表示システムにアクセスすればそのままスクランブルを解除できるんじゃないの???って。
しかし、手持ちの iPhone 4S のカメラの画素数は 800 万画素。つまり、3250 x 2450 サイズまでしか撮れないんです。ミリ換算すると 275.16 x 207.43 。A4 サイズは 297 x 210 なのであとほんの少しだけ足りない(涙)
ちなみに、証明書復号画像表示システムの要件通りに 300dpi の A4 ファイルということであればピクセル換算すると 3508 x 2480 となり、870万画素が必要のようです。iPhone で誰でも気軽にスクランブルを解除できるんだったらホーム画面に追加するのに。
コンビニ交付をもっと普及させるためにも 300dpi という解像度設定をスマートフォン向けに検討してもらいたいなー。というか証明書復号画像表示システムにアクセスするのも面倒なので、専用アプリを作ってもらっても構わないですよ(笑)
9月より沖縄県でも南風原町でコンビニ証明書が開始されました。住基カードを登録していれば、役所まで足を運ぶことなくコンビニに設置されているマルチコピー機で誰でも気軽に必要な証明書を出力できるという夢のようなサービスです。
しかしながら、取り扱う側には持ち込まれた証明書が役所が交付する証明書と同じものである(偽造、変造、改ざんがない)ことを確認する必要があるそうで。トラブルは未然に防ぎたい関わりたくないとは言え、ずいぶん自分勝手な話ですよね(笑)
コンビニエンスストアにおいて交付された印鑑証明書及び住民票の写しの取扱いについて(平成22年1月29日 法務省民二・民商第240号)
印刷技術が格段に進歩している現在、目に見えているものさえ信じれば大丈夫という判断はできなくなってきています。役所で交付してもらった証明書であっても念頭に置いた方がいいのかもしれません。
さて、コンビニ交付がスタートして3年。サイトにもあるのでご存知の方も多いとは思いますが、コンビニ交付された証明書に偽造、変造、改ざんがないことを確認する方法は3つあります。
色々と検証してみた結果、証明書の裏面をスキャンし、証明書復号画像表示システムからスクランブルを解除して表面と照らし合わせればオッケーじゃないかなという気がしないでもありませんが、出力交付時にけん制文字がでることもある(けん制文字が表示されていても偽造防止検出画像が生きていれば本物だといえる)そうです。
証明書復号画像表示システムはとてもシビアにできています。ファイル形式(JPEG)はもちろんのこと、解像度(300dpi)とサイズが少しでも異なるとエラーとなりスクランブルを解除することができません。
また、キャン事務所で使っているコピー機は古いものなので証明書をコピーしてもスクランブルは解除できませんでしたが、、コンビニのマルチコピー機でコピーした証明書ではけん制文字は表示されたままスクランブルの解除はできました。当然ながら偽造防止検出画像は死んでいます。
証明書復号画像表示システムからスクランブルが解除された証明書(PDF)をダウンロードすると PCWAD005Action.do というファイルがダウンロードされますが、拡張子を「do」から「pdf」へと修正しないとPDFとして表示することはできません。
パソコン環境や機器によって方法はいくつかありますが、司法書士事務所であれば電子署名でも利用している Acrobat を使うといいでしょう。Acrobat を起動し、作成 > スキャナーから PDF > カスタムスキャン。スキャンしたらファイル > 名前を付けて保存 > 画像 > JPEG から保存。詳細設定も可能ですが、300dpi で読み込んでいるためか試しに変更してみたらエラーがでました。
ちなみに、Acrobat の解像度は「ピクセル / cm」とあるので、dpi(ppi)にする場合はこちらのサイトを参考にしてください。PDF から JPEG への変更は Adobe Reader でもできるそうです。
Mac のプレビュー.app であればファイル > 書き出す フォーマットをJPEG、解像度を300にすればオッケーです。
10月から法務局へ登記識別情報通知書等受領印影届を提出することになりました。法務局へ行けば受付窓口に置いているので手に入れることができますが、PDFフォーム付きのPDFを作成してみたので必要な方は自由にダウンロードしてください。
なお、代理人番号というのは法務局にある登記識別情報棚の個別番号のようです。
このフォーム機能は Mac のプレビュー.appでも使えますね。初めて使ってみましたが、とても便利。Word や Excel で思うように書類を作成できずイライラすることもないし、事務所で作成した雛形を作り直そうかな?
法務局のフィードを作成したついでに、沖縄県および市町村の新着フィードを調べて、ないものは作成してみました。なお、素人が適当に作ったものなので更新されない可能性もあります。また、作れないところもあります。ご注意を。
正直な話、初めて県内市町村の全サイトを見ました。すっきりしていて把握しやすいサイト、見づらいサイト。見栄えを重視しているサイト。ICT を意識して積極的に取り組んでいるサイト。あまり予算を掛けたくないんだろうなーと感じるサイト。同じ業者が作ったんだろうと思しきサイト。意図的にフィードを隠しているサイト。配信エラーを確認してないサイト。色々ありますね。
意外だったのは沖縄県唯一の中核市や他市町村よりも新着情報が少ない印象のある離島の方がしっかりとした見やすいサイトを作っているなーという事実。本土の大都市圏でバリバリ活躍していた離島出身の若者、あるいは移住者がサイト運営に携わっているのかな?とか妄想してみたり。
小規模だからこそフットワークが軽いのかもしれませんね。常に情報を張り巡らし、試みる。その積み重ねだとは思いますが、行政からのアプローチとチャレンジ精神が上手く紐付くと地元住民にも大きな物が還元されそうなイメージ。羨ましいな。
しかしながら、、思いつきで調べてみたとはいえ、全サイトを確認するのはさすがに疲れた(笑)
ついでなのでフィードがあると便利そうなサイトを追加してみます。
サイトへ足を運ぶことなく更新情報を得ることができるフィードはとても便利なシステムです。
しかしながら「法務局からの新着情報」、「登記・供託オンライン申請システムからのお知らせ」、「登記情報提供サービスからのお知らせ」はフィードを設置していないため、毎日サイトに訪問しなければなりません。
以前、法なびが作成したフィードも紹介しましたが、登記情報提供サービスがサイトをリニューアルしてから更新されなくなったので、新しいフィードを作成してみました。
URL が長いので bit.ly でわかりやすくカスタマイズ短縮しています。必要な方は短縮 URL をブラウザへ表示し、展開された URL をフィードリーダーへ登録してみてください。ちなみに、プログラムも知らない素人が適当に作成したので配信されない(配信されなくなる)可能性もあります。併せてご了承ください(笑)
法務省はインフォメーションをRSSで配信しているのになー。ちなみに、Googleリーダーが終了してからは feedly を使っています。
南風原町が9月2日よりスタートしたコンビニ交付。私は那覇市民なのでしばらくは縁がないなーと思っていたのですが、コンビニ交付された住民票や戸籍の付票、印鑑証明書などを突然持ち込まれて対応に右往左往するのもみっともない。
てなわけで、独自のルートを駆使して入手してみました(笑)
実際に手にすると、役場で発行された証明書と遜色ない感じ。発行するのに時間がかかると話していましたが、利用する(提出する)人にとってはとても便利じゃないかなーという印象です。
しかしながら提出された側から見ると(めんどくさいですが)細心の注意を払わないと恐い代物ですね。手持ちの駒を再確認し、できるだけスマートに確認できる環境を整えようっと。
印刷物じゃなく、データで各種証明書の発行ってできないのかしら?そしたらもう少し使い勝手が向上すると思うけどな。
LibreOffice 4.0から文字の均等割付が何故かできなくなって俄然やる気がなくなっていましたが、MacBook Pro に Apache OpenOffice 4.0をインストールし、以前の記事通りに設定するとできました。パチパチパチ。
ちなみに、Apache OpenOffice だと IPAmj 明朝をインストールしていれば異字体を表示できるとのことなので試してみましたが、Mac版の対応はまだのよう。残念。
念のため LibreOffice 4.1をインストールしてみましたが、やっぱり文字の均等割付はできず。うーん、、こりゃあ、Windows のバージョンアップは見送って、乗り換えしかないのかな?(ダウングレードするのが面倒なので Windows にはインストールしていない)
9月2日より南風原町で各種証明書(住民票の写し、印鑑証明書、戸籍証明書、戸籍附票の写し、所得証明書、所得・課税証明書)のコンビニ交付がスタートするようです。
事前に登録した住民基本台帳カードがあれば全国のファミリーマート、ローソン、セブンイレブン、サークルKサンクスに設置されているマルチコピー機で上記証明書が発行できるサービスです。(6時半から23時まで)
ちなみに、コンビニで交付された証明書は「南風原町独自の専用用紙ではなく、普通紙に最新の偽造防止措置を施した印刷方法がとられている」そうです。
- A4サイズの普通紙に印刷されています。(※役場で発行されているような特殊な用紙ではありません)
- 市町村の公印があります。
- おもて面・うら面に地紋を印刷(けん制文字)コピーした証明書には「複写」という文字が浮かびあがります。
- うら面に偽変造・改ざん対策(スクランブル画像、偽変造防止検出画像)高度な技術を用いて、偽変造・改ざん対策を備えています。
沖縄にもついにきたかって感じですね。というか、現物を一度も確認したことがないのでピンとこないというのが正直な感想。もっとスマートな方法ってなかったのかしら?
需要はまだまだ少ないとは思いますが、那覇市でもスタートする可能性があるので簡単で分かりやすいベストな方法を模索しながら少しずつ慣れていかなきゃ、、だなぁ。